結婚式 装花や新郎新婦の花のコーディネートから演出まで

女性が人生の中で、自分のために最も多く使う花、それは結婚式かもしれませんね。そして結婚式の花はゲストにとっても印象深いものになります。花が必要な場所から演出、予算を賢く使うコツをお伝えします。

結婚式 装花で必要なアイテムや場所について

実際婚式ってどんなシーンで花が必要なの?「なくてはならないもの、あったほうが良いもの」
それが分かれば、全体のボリューム感がイメージでき、次は楽しみながらカラーやテーマが決められると思います。まずは全アイテムをリストしてみました。

①新郎新婦のお支度
②挙式装花
③披露宴(食事会)会場
④演出

シーンではこの4つになります。ひとつひとつ項目に分けて詳しく解説していきますので、自身に当てはめてみて選んでみてください。



結婚式 新郎新婦 花のコーディネートは?

新郎新婦のお支度の花、すなわちブーケ&ブートニアです。ブーケ&ブートニアには実は謂れがあります。

ヨーロッパで男性が好きな女性にプロポーズに行くときに、野に咲く花を摘んで束ねて持って行ったのがブーケ。女性がプロポーズにOKだったらその男性の胸に花をさしたのが、ブートニアと言われています。

今、スタイリングによってはブーケのみというカップルも多くいますが、お花の打ち合わせでこの謂れを伝えると“ブートニア”も揃いで身に付けるという新郎も多くいます。

フォトツアーでガーデン撮影などでは今流行のドライフラワーブーケも素敵ですが、
ブーケ&ブートニアはふたりの支度のお仕上げ。ヘアメイクをしてドレスを着付け、お部屋を出発するときに花嫁の手元にブーケをお渡しすると、花の香りとと共に、花嫁様の姿に輝きが増す魔法のアイテムです。挙式の時は生花のブーケ&ブートニアがお勧めです。

そのほか、ブーケと揃いのヘアピース、挙式後に手元をフラワーリストレットに変えたり、沖縄などのリゾートウエディングだと花冠や揃いのフラワーレイでフォトツアーなど、華やかで魅力的なアイテムがたくさんあります。撮影を考え、挙式シーンと違った色や花材でのフラワーアイテムは、映えること間違えなし!



結婚式 フラワー装飾とフラワーシャワー、節約ポイントある?

■祭壇前とバージンロード

多くの場合、ホワイトの花が使われます。挙式会場によって生花もしくはアートフラワーになります。(裏事情をお話ししますと組数を多く施行している会場は、1組1組生花を生ける時間がないのでアートフラワーです。生花にしたいとなると2組分の時間を確保することになるので割高です。)

人前式やガーデン挙式だとほとんどの場合、生花になると思います。(会場によって異なります。)その場合は、会場側で用意した色で選択したり、あるいはオリジナルでオーダーできるところもあると思います。(オーダーだと価格が高くなります。)ここも予算をおさえるならアートフラワーで充分見た目の美しくボリュームもありますので、アートフラワーでのリースが無いかも確認しましょう。

生花の場合は、ゲストが持ち帰りできるように依頼をすると袋など用意したり束ねてくれる会場も多いので、ゲストも喜びますよ。

■フラワーシャワー

「新郎新婦の行く道を清める」という意味のセレモニー。ゲストもHAPPYな気持ちでいっぱいになれる参加型のセレモニーです。100%あった方が良いフラワーアイテムです。ゲストから撒かれる花びらのアーチをくぐる姿は、挙式シーンならでは。撮影にもバッチリ。

結婚式 ウエルカムスペースやゲストテーブルのフラワーアレンジと持ち帰りのこと

披露宴会場やそのウェルカムスペース、どこまであったらいいのか?

■メインテーブル&ゲストテーブル

少人数格安プランでアートフラワーという会場もありますが、日本の婚礼の場合は“もてなす”という視点で考えるとやはり生花がお勧め。ハワイウェディングなどではアートフラワーの会場も多いです。

■小物(受付、シャンパングラス、マイク、ケーキ用・・・など)

こちらは式場によっては「一式」としてパッケージにになっていることも。会場をカラーコーディしている場合は、色は合わせたたほうが良いですね。

受付は自身で用意したウエルカムボードなどで飾るのも素敵です。マイクは正直なくても良いかと・・・。シャンパングラス新郎新婦分は乾杯シーンの撮影があるのであったほうが手元が華やか。ケーキトップなどで必要な場合(ケーキのデザインにもよります。)はこちらも生花がお勧めです。

テーブル装花が生花だった場合、こちらも持ち帰りできるかどうか会場に確認してみてください。



結婚式 フラワー演出いるいらない? お勧め 人気6選

こちらはあったら想い出になるフラワーセレモニー。ゲスト参加型も多いので心温まるシーンになります。

■ダーズンローズ

挙式に参列するゲストから新郎が花を一本ずつ受け取り、花束にしてゲストの前で新婦にプロポーズをするロマンチックな演出です。ブーケセレモニーとも呼ばれています。花束を受けとった新婦は、その中から一本、新郎の胸元に飾ることでふたりの結婚誓いが整ったという証になります。ブーケ&ブートニアの謂れが由来。列席のゲストに結婚を承認してもらう人前式にお勧めです。

ダーズンローズは12本のバラという意味で本来は12本のバラで成り立つもの。「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」というメッセージが1本1本に込められます。12本にこだわるならゲスト12名をあらかじめ選出しておくのも良いかもしれませんね。

■フラワーガール

こちらは挙式入場の際、花嫁の行く先を清めるという意味のセレモニーです。小さな女の子がバスケットに花びらを入れて新婦の前を花を撒きながら歩き進む姿は、ほほえましいいち場面。親戚の小さな女の子にお願いしても良いでしょう。

■花束贈呈

広い和ずと知れた披露宴のおひらき前のセレモニー。自身の両親に「ありがとう」の意味を込めて。思い出の花、好きな花があれば是非ともその花束を。ギフトに変えてよいですね。

■アフターブーケ

・ブーケトス

こちらは独身女性のゲストが多かったらお勧めですが、最近は不人気だそう。生き方さまざま、みんなの前で「独身です!結婚したいんです!」的にみられるというのが不人気な理由とのこと。

・ブーケプルズ

花嫁が持つブーケの先に何本かリボンを付け、それを未婚女性が引くセレモニーです。そのうちの1本だけが花嫁のブーケに繋がっていて、それを引き当てた女性が次の花嫁になるというブーケトスと同じ意味合い。

・押し花ブーケ、ブーケトスではなく自身の想い出に押し花としてフレームに入れて。フレームや中の台紙はブーケの色に合わせて、選べるのも魅力。挙式後約1か月~2か月頃に届くので、思い出にひたりながら新居に飾るのを楽しんでください。



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