ブライダルフェア「タダ飯?荒らし冷やかし?1件目特典欲しさ」と思われない事前準備のこと

元プランナー直伝

結婚が決まり「式場を探さなきゃ!」というカップルにお勧めなのが、ブライダルフェア

特にコロナ禍で、招待数も縮小して検討していると、人数と会場の大きさバランスなども気になりますよね。当日さながらのセッティングで見学できるのがフェアの醍醐味。

今回は“”かしこいフェア参加術”を、たくさんフェア企画してきた元プランナーが伝授いたします。


ブライダルフェアに行くべき理由

結婚式場を選ぶときに、必ず皆さん式場見学に行きますよね。
式場見学に行くと、挙式・披露宴会場を見学することができるので、会場広さや雰囲気、設備などをだいたい見ることができます。
ただ、これだけだと当日どんな結婚式になるのか、なかなkイメージが付きにくい。
そこで、お勧めなのがブライダルフェアです。

 

ブライダルフェアは結婚式会場が主催する体験型のイベント

 

会場によってブライダルフェアの内容は違ってきますが、模擬挙式や模擬披露宴の見学、料理の試食、衣装の試着、また本番さながらの装飾やテーブルコーディネイトされている披露宴会場を見ることができたりします。

そう、ブライダルフェアに参加すると、本番の雰囲気を味わえて、自分たちの結婚式のイメージに合っているか体現できるのです。

 

ブライダルフェア参加の特典がある

 

式場によっては、ブライダルフェア申し込み特典を用意していることが多くあります。
〇〇円オフクーポンなどを発行して、最終的な見積もり額から値引きをする特典です。

本番さながらの体験ができて、さらにお得な特典がつくこともあるブライダルフェアにはメリットたくさん。行ってみることをお勧めします!



ブライダルフェア荒らし・冷やかしと言われないための事前準備のこと

前章でご紹介したように、ブライダルフェアは無料で料理の試食やドレスの試着ができたり、豪華な参加特典など、魅力的なサービスがたくさんあります。
プランナー目線でお話しすると(もちろん本気で式場探しのために参加するカップル達もたくさんいますが、)中にはこれらの特典を目当てに「荒らし」や「冷やかし」で訪れる人もたくさんいるのも事実。

 

正直なところプランナーたちは、たくさんの来場者の中から本気で検討してくれている人達に時間や労力を割いて、有益な情報や提案をしよう、こんな目線でカップルを見極めようとしています。

 

式場のスタッフが「荒らし」「冷やかし」と考える人のタイプ

 

◆他の会場ですでに成約をしている人
これらの人がブライダルフェアに参加する目的は、自分たちの結婚式に取り入れられそうな装飾や演出などをリサーチするためという人が多いです。
こういう方にとってはブライダルフェアはとても参考になるので、実際結構います。
◆無料で料理の試食やドレスの試着がしたいだけの人
一番困るのが、ただでおいしい食事ができるとか、一度ウェディングドレスを着てみたいと自分たちの欲を満たすためだけに参加する人です。
会場のスタッフは、式場の良さを伝えたいので一生懸命案内しますが、このような目的で参加した人は、試食や試着が終われば目標達成なので、その後のスタッフの案内に真剣に耳を傾けないことが多いので、すぐにわかります。
実際に、試食や試着が終わるの素早く帰ってしまう人もいます。
◆ブライダルフェアの参加特典が目的の人
ブライダルフェアでは、数万円分の商品券や食事券など、豪華な参加特典があることもあります。
この特典が欲しくて、会場の見学や案内にはあまり興味がなさそうでも、特典を受け取るためのアンケートにはすごく協力的だったりするので、わかりやすいです。
このような人たちを「荒らし」や「冷やかし」と考えられますが、具体的にどのような人が「荒らし」「冷やかし」と思われるのでしょうか。

 

フェア「荒らし」「冷やかし」のよくある様子

◆態度が真剣でない人
本当に式場を探している人は、とても真剣で前のめりな人ばかりなので、真剣さがない行動をする人は目立ってしまいます。
◆無理難題を押し付ける人
例えば、見積もりを出してもらったときに、半額にしてほしい等、到底ありえない値下げを言い出すと、本気度が低いと思われてしまいます。
◆ブライダルフェアの特典ばかり飛びつく人
他の案内には興味を示さなかったのに、特典の話になると急に前のめりになるような人は荒らしだと思われてしまいます。
◆あまりにも何も決まっていない人
挙式をする時期や招待する人数など、会場を決める際に最低限必要なことが決まっていなくて、なにもかもが未定だと、冷やかしだと思われてしまいます。

 

・・・そう、上記にあてはなる「冷やかしさん」がいたら気を付けてください。プランナーたちは気づいているかも・・・。

 

冷やかしと思われないための事前準備

 

やる気がないわけじゃないのに、ぼんやり行ってしまうと前章で伝えた「フェア荒らし・冷やかしさん」と思われてお得な情報やふたりに寄り添った提案をしてもらえないという残念な結果になってしまいます。ではそう思われないためにどんな事前準備をしておくと良いのでしょうか。

あらかじめ決めておいた方が良いポイントは、時期、場所、どんな結婚式をしたいか、招待人数、予算の5つです。
ブライダルフェアでは、案内してくれるスタッフがはじめにヒアリングをしてから色々提案してくれます。上記のポイントが具体的にイメージできていると、本気度が高いと思い、スタッフも真剣に向き合ってくれるでしょう。
また、ブライダルフェアは新郎新婦の二人か、母と娘など、で参加する人がほとんどです。
3人以上の特に女性グループで参加すると冷やかしと疑われやすいので、事前に伝えておくと安心です。



ブライダルフェアで注意するべきポイント

そして、フェア参加でいっぱいいっぱいになって「結局よくわからなかった・・・」なんてことにならないためのアドバイスがあります。

 

ブライダルフェアに参加するときに注意するべきこと

◆一日にブライダルフェアと詰めすぎない
ブライダルフェアは1件大体2~3時間かかります。
その時間でいろいろな情報をもらうため、思った以上に疲れがたまるものです。
1日に何件も詰め込むと、後半は疲れてしまい、良い会場でも、良さをしっかり確認できず終わってしまいます。
なので、午前と午後1件ずつくらいにおさえておくとしっかり見学できるのでお勧めです。
当日成約の特典に注意する
当日成約すると大きな値引きやオプション等魅力的な特典がありますが、後々他の会場が良くなったり、親族の予定が合わなかったり、予算が合わなかったりと変更せざるを得なくなる場合もあります。
成約の際には、内金が必要となる場合が多く、これは最終的に結婚式の費用から差し引かれますが、キャンセルの場合は返金されないことがほとんどです。
なので、他の式場はもう見ずに決定する時以外は、当日契約はせずに他の式場の見積もりと比較してから決めるのがお勧めです。
◆見積もりはゲストの人数は多めで出してもらう
ゲストの人数は予算に大きくかかわります。
初めから少な目で出してしまうと、後々予算が上がりすぎて、仕方なく演出を削らないといけなくなってしまうということも多いので、初めから多めの見積もりをもらうのがお勧めです。
◆持ち込み料がかかるかどうか確認する
自分たちらしいオリジナリティあふれる式にしたいという方は、特にこれは確認しておいた方が良いでしょう。
持ち込み料が意外とかかってしまい、予算がだいぶ上がってしまったということも多いので、事前に確認しておくと安心です。
◆フェアでの会場コーディネイトの費用を確認する
フェアでは、華やかにするために、豪華なコーディネイトになっていることが多いです。
そのため、フェアと同じような豪華なコーディネイトにすると、思った以上に費用がかかってしまうこともあるので、いくらくらいでこのようなコーディネイトができるのか確認しておきましょう。
◆スタッフの対応
当日ゲストをもてなしてくれるスタッフの対応も見ておくことも大切です。
ゲストに素敵な時間を過ごしてもらうために、スタッフの振る舞いや対応力を見ておくのも重要です。


ブライダルフェア“一件目”特典”欲しさの嘘はバレる?

こちらはフェア参加にあたって、ネットでよく検索されいている項目のひとつ。

「ブライダルフェア、一件目特典欲しさの嘘はバレるか?」
結論から言うと、バレません。
なぜなら、それを調べる方法が無いからです。
ブライダルフェアに参加するときに提示する情報は個人情報なので、それを他の式場と共有することはありません。

また、初めてブライダルフェアに参加するかどうかは式場にとってそこまで重要ではありません。
ブライダルフェアは集客のために行っているものなので、式場としては、フェアに来てもらうこと自体がまずは重要なのです。

そして来てもらったら、自分たちの式場に早く決めてもらうことで、競合へ行ってしまわないようにする式場側の戦略なのです。

 

ブライダルフェア 契約しないときの断り方

実際にブライダルフェアに参加してイメージはついたものの「他にもいろいろ式場を見てから決めたい。当日は契約したくない」という人もいますよね。

プランナーたちも一通り案内すると最後はクロージングとばかりに特典を出したり、「ご希望日、他の新郎新婦様で仮予約入りそうです」とか言いながらPUSHしてくるものです。

そこで、契約しないときのスマートな断り方も最後にご紹介していおきます。

 

断り方は、「他の式場も見てから決めたいから、今日は契約しません」この一言だけで大丈夫です!
これなら、冷やかしではなく真剣に式場を探していることも伝わりますし、色々見てからやっぱりこの会場で契約したいと思った時も、気まずくありません。プランナーたちも無駄に力を使わずに必要な資料等をお渡しすれば良いのです。

 

さて、今回ブライダルフェアについて紹介しました。
結婚式場を探すうえで、当日のイメージもつけやすく、色々な特典もあるので、ぜひブライダルフェアを有効活用して、自分たちの納得できる会場を申し込んでくださいね。

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