「今更婚」って言葉、知っていますか? 読んで字のごとく、結婚後にしばらくして式をすることに対し、ネガティブな印象を持たれること。
コロナなどで見通しがつかなかったり、結婚式はしたいけど出産後に落ち着いてからなど、さまざまな理由で、式が遅くなることも多い近年、「今更婚」って言われないかな・・・そんな心配をしている人に向けて今日はお伝えいたします。
今更婚?コロナの影響で延期せざる得ない現状。みんなどう考えている?
現在のコロナ禍で、結婚式を延期するか中止するか、悩んでいるカップルとても多いようです。もし半年後、あるいは1年後、それ以降?・・・みんなが安心して参加してくれる頃に開催したいけど、「今更?」って思われないか、気になりますよね。本音を聞いてみました。
「もし招待される側の立場だったら?」
一番多い意見は、事前に伝えておけば大丈夫ということ。
コロナを心配しながら参列するより、落ち着いてから参加したいと思っている人たちも多いんです。

コロナを心配しながら参列するより落ち着いてから、ちゃんとお祝いしてあげたいな。事前に聞いていれば「え?今更?」なんて思いません。
結婚報告と共に「いつになるのか今は見通しがつかないけれど、コロナが落ち着いたら結婚式を行いたいので、その際は招待させていただきますね。」とお声掛けしておくことが大事です。
パパママ婚も今更婚?そいう言わせない“子供参加型”やお勧め演出とは?
パパママ婚とは、子供が生まれた後に行う結婚式や再婚によって子供がいる結婚式のことを言います。最近は、「ファミリーウェディング」とも言われていて、子供と一緒の結婚式を応援してくれる式場も増えているんですよ。お子さんの年齢によっては一緒に参加したり心温まるシーンを想い出に残すことができます。
子供の年齢と演出のこと
最短でも出産後6か月以降
生後6か月から歩き始めるまでの時期なら、赤ちゃんがあちこち行ってしまう心配がないのがメリットです。ただ、いざという時のために、おばあちゃんやシッターさんなど助けてくれる人にいてもらうのが良いでしょう。
0~2歳くらい
生まれた赤ちゃんのお披露目会となり、ドレスやタキシードを着たかわいらしい姿の子供が登場するだけで、和やかな雰囲気になります。
歩き始めから3歳くらい
ぐっと楽になります。バージンロードを一緒に歩いたり、結婚式の演出への参加したりもできるようになるので、パパとママと一緒に子供も主役になれる結婚式にもできます。
リングボーイやフラワーガール、ベールガールなどをしてもらい、演出にも積極的に参加してもらい活躍の場を作ることもできます
子供にとっても、パパとママの結婚式に参加するという思い出になり、「今さら」というより「今だからこそ」と意味あるお式になるはずです。
パパママ婚らしい挙式スタイル
もちろん、今更誓うのは恥ずかしいから、省略するというのも一つです。
でも、せっかくならパパママ婚らしい誓いを取り入れた挙式を行うのも素敵です。
たとえば、誓いの言葉。
「一生幸せにします」ではなく、「今までも、これからもずっと幸せにします」とか、「家族みんなで笑いの絶えない楽しい家庭にします」などにするのはいかがでしょうか。
また、誓いのキスを子供のほっぺにしたり、神に誓うキリスト教式ではなくゲストに誓う人前式も素敵ですよ。
今更婚・パパママ婚 迷惑と言われないためにする気を付けるべきこと
今更婚やパパママ婚をしたいけれど、ゲストに迷惑と思われるのは嫌ですよね。
人の結婚式に対して、“今さら”というのはそもそも失礼ですが、とはいえ、せっかく結婚式を挙げるならみんなに祝福されたいものです。
そのためには、ゲストが「今さら」「迷惑」と感じてしまうポイントを払拭するのが大切です。
コロナによって時期延期の場合
前章でもお伝えしましたが、時期についてですが、コロナについては、事前に落ち着いたら行うと伝えたうえで、延期したのであれば、慌てず、収束してみんなが安心して参加できるようになってからが良いのではないかと思います。延期したのに、まだ収束していないのに行うと言われると、なんのために延期したの?の思われてしまうかもしれません。事前に、伝えていれば、何年後になったとしてもみんなお祝いしてくれるでしょう。
パパママ婚の場合
子供参加型や人前式(列席者に誓いをたて証人になってもらう)などゲストにも思い出に残るようなおもてなしや演出のある結婚式にしましょう。
列席者からのお祝い・ご祝儀
迷惑と思われないために大切なのが、列席者からのお祝い・ご祝儀への配慮です。
結婚式を挙げていなくなくても、入籍したときにお祝いやご祝儀を頂くことも多いのではないでしょうか。その場合、相手が気にしていなかったとしても、それに甘えて二度のお祝いやご祝儀をいただくことが無いように配慮しないとなりません。
かといって入籍時にお祝いを頂いてない人、頂いた人(ご祝儀を頂く人と頂かない人)を分けるのは難しいですよね。
そうすると、どの人からもお祝いやご祝儀は不要とした方が角が立たないかもしれません。
それには、会費制がお勧めです。
1万円までの会費だったら、二次会に近いような立食のパーティー、1万5千円から2万円くらいであれば、引き出物は無い披露宴にするのも一つの方法です。
コロナなどで後から結婚式をすると決めている場合、事前にそのことを伝えておけば、「ご祝儀はその時に」とゲストは準備ができるので、二重でいただくことを避けられると思います。
元プランナーお勧め「今更」と言わせない祝福される結婚式プラン
最後に、以上のこと踏まえて、結婚後数年経っての結婚式のお勧めを紹介します。
挙式もやりたいという方なら、結婚式場の少人数での個室プランがおすすめです。
招待する人を厳選して、アットホームだけどセレモニーにふさわしい結婚式が可能です。
また、結婚式というと招待される人も身構えてしまうものです。
そこでおすすめなのが、フォトウェディング+レストランでのパーティーです。
フォトウェディングでは、結婚式さながらの写真を残せて思い出にもなりますし、レストランでのパーティーなら結婚式よりも参列者にとってハードルはだいぶ低くなります。
結婚式は本来、皆に祝福されるもの。招く側のひと工夫や配慮によってゲストにも喜ばれるお式にしてくださいね。
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