結婚の報告と挨拶、「邪魔された」と言われないための親の準備と心構え

結婚式全般・準備

こんにちは!

私の甥っ子がいよいよめでたく結婚することになりました。甥っ子、つまり私の姉の息子です。彼は長男、姉にとって「自分の子供が結婚」という初めての出来事。

社会人2年目の彼は友人の結婚式にも参列したことがないし、お相手の方は2歳年上。親への結婚報告やこれからのことなど、ろくに話をしてこないものだから、私の姉は母親としても心配なのでしょう。私も長く結婚式の仕事をしていたこともあり、姉からはいろいろ心配事や相談を聞くようになりました。

で、リアルに「なるほど、こんなことが心配なのか」ということで、親目線の心配や悩みが少しでも解決できたら・・・という思いで「結婚相手に会う、相手の親に会う」をテーマにしました。お役に立てたら嬉しいです!

結婚 親に報告、挨拶したいと言われたら場所はどこにしたらいい?

相手の親に会うとなると、本人たちはかなりの緊張のはず。親御さんはあらかじめ子供から相手の情報を得て、余裕を持った気持ちで会えるように準備をしましょう。

会う場所は、「自宅に招く」「外で会う」のどちらかになりますよね。子供から結婚報告があり挨拶したいという話しがあったら、どこで会うのかまずは本人に聞いてみましょう。

考え方としては、結婚の報告前から自宅への遊びに来ていて、すでに“本人を知っている・会っている”場合は、自宅に招き、昼食や夕食を兼ねて和やかに打ち解けると結婚式に向けた話なども出て、有意義な時間になると思います。

初めて会う場合は、外で会うほうが良いかもしれませんね。相手の緊張度もややほぐれますし、帰る時間なども程よく切り上げるこができます。
場所の選択肢はいろいろあると思いますが、ホテルのラウンジでお茶、料亭やレストランなどある程度、“きちんとした場所”のほうが、親としての立場を重んじるには相応しいと思います。

甥っ子の場合は、どうもすでに相手の家に出入りしていたようで、相手の親への結婚報告は自宅へ伺ったらしいですが、こちらへの挨拶はホテルの個室で食事をしながらだったようです。本人たちがセッティングしある程度きちんとした場での食事会だったので、“はじめの一歩”として親は少し安心したようですよ。

【会う場所を決める場合のお勧めポイント】

◆すでに面識がある、自宅に来たことがある⇒自宅、もしくはあまりかしこまらない場所
◆初めて会う ⇒ 外のある程度きちんとした場所(ホテルのラウンジやレストラン・料亭など)
参考までに、当日の服装ですが、会う場所に合わせて。少し明るめの色など選ぶとか雰囲気を和らげて良いですよ。



結婚の挨拶前に、子供に聞いておくこと、知っておいた方が良いことは?

年齢や職業、出身地、年収、最終学歴などの本人の基本情報以外に、両親・兄弟姉妹などの家族構成や職業などもあらかじめ聞いておくのは必須項目。あとは出会いのきっかけや交際歴、結婚相手として選んだ理由も知っておきたいですよね。

また結婚式や婚姻届けを予定している時期、新居の場所などすでに考えていることがあるかどうかも、聞いてみるはいかがでしょうか。本来、相手に会って、結婚を認めてからの話になりますが、本人たち同士で話を進めていたりする場合もあります。早いうちに寛容な気持ちで聞いておくと後で急に浮上し、「なんにも相談なく!」という揉め事が回避できたりしますよ。

【事前に聞いておくべきこと】

出会いのきっかけ、交際歴、結婚相手として選んだ理由
相手の年齢、出身地、学歴、勤務先、職業・仕事内容、家族構成、(できれば相手の年収も)
相手の家族構成、親の職業、兄弟姉妹の職業や世帯の有無など
相手の年収は、おおよそでも聞いておくと親としては安心ですよね。自分の娘が金銭面で苦労したりしないか、結婚資金はどうなっているのかなど、心配ですからね・・・。



結婚の挨拶「親がうるさい・うざい」と思われないための準備と心構え

当日、相手に気を使いすぎて「聞きたいことを聞かない・聞けない」というのは、モヤモヤの原因にもなりかねませんが、本人に直接、年収や結婚式の費用の準備のことなど、お金に関する話はあまり立ち入りすぎる避けた方が無難です。

とはいえ予め得ている情報の中で、自身の子供を通して聞いても釈然としないこと、本人から直接説明や考えを聞く必要があることなどは、相手に誤解を与えないように理路整然とした質問の用意をして臨みましょう。聞き忘れが無いようリストして頭の中に入れておくことをお勧めします。

また「触れてほしくない事」など避けたほうが良い話題などあったら事前に子供に聞いておきましょう。なぜ話題にして欲しくないのかも併せて聞いたほうが良いですよね。

くれぐれも威圧的にならないように。(威圧的な演出をしたい場合は別ですが)

相手本人に聞いておかなければならないことは、リストして理路整然とした質問を。
避けた方が良い話題などが無いかも、念のためその理由とともに確認を。



結婚報告「親に邪魔された!」と言われないための顔合わせにするには?

いよいよ両家顔合わせとなったら、子供を通じて親御さんの情報収集も更に深めておくと、和やかな時間を過ごせるはずです。共通の趣味や故郷のこと、話がはずみそうな話題があると良いですよね。

逆に両家顔合わせ「親の失敗談」実例として挙げらるのが、

・お酒好きの彼のお父さんが飲みすぎて“男の浮気”について話題にした
・年収のことや金銭感覚のことなど話題にし相手の親から“失礼だ”と後から相手を通して言われた
・時間ぎりぎりに駆け込み、厳格な相手の両親から嫌味を言われた
・心配性の母が質問攻めをして困った

行き過ぎる言動は当然気を付けるべきことですが、相手への気遣いも大切です。「両家の顔合わせ=結婚の話を進めましょう」という意思が前提なので、くれぐれも親の言動で台無しにしてはいけません。

顔合わせの前に、相手の親の趣味や故郷のことなど、話題が弾むような情報を聞いておきましょう。
立ち入り過ぎた話題や、お酒の勢いで不愉快になるような話題は止めましょう。
到着時間は余裕をもって。

両家の顔合わせ、場所や費用、席次や内容についてこちらの記事も参考にしてくださいね。

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まとめ

子供との関係によっては、聞きにくいことなど、あるかと思います。特に“父から娘”“母から息子”には聞きにくいとか、あまり話してくれない・・・そんなこともあるかもしれません。しかし結婚となるとこれから家族として相手のこと、家庭環境や親兄弟姉妹のことなど、受け入れていかなければなりません。ひとつひとつ説明をする、説明できることが子供の務め、そして成長と思って、臨んではいかがでしょうか。大切なお子さんの結婚が幸せなものとなりますように。

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