結婚の挨拶、手土産でダメなものは?渡し方からそのセリフは?

結婚挨拶、手土産を用意するのは「貴重なお時間をくださってありがとうございます。」という意味。渡し方やセリフ、好印象のスタートで、その後がはじまるよう、参考にしてくださいね。

結婚の挨拶、手土産でダメなものってあるの?気を付けることは?

まず、抑えておかなければならない品「ダメなもの」は

■縁起の悪いもの
「割れる」ということが結婚にはふさわしくないという意味で煎餅(せんべい)
「切り分ける」とされている羊羹(ようかん)

今どきは包装がきちんとされているので大丈夫だと思いますが、クッキーなども気を付けて。開けた時に破損があったりしそうなものは避けた方が無難です。

■お相手の実家近くで購入したもの
「相手のために心を込めて選んだ」という印象が大切。いつも目にしているものを頂いたら、そのような印象が薄れますよね。

■日持ちのしないもの
賞味期限最低1週間くらいがベスト。生菓子のようなその日に食べなればならないようなものは避けて。

■避けた方が良いもの
フルーツも手土産の一品として良く紹介されています。高級なフルーツは「お菓子を食べない家と聞いたので喜ばれた」という声もありつつ、逆に「お見舞いで頂くこともある品」という連想で快く思われなかったというケースも。喜ばれそうな「好きなもの」など相手に聞いておけると良いですね。

高級緑茶などは、お茶の木は2つの根が1つになりおいしいお茶を作ること、芽が何度も出るので「芽出たい」という意味から「結納茶」としても用いられます。その反面、弔事にも用いられるのでこちらも避けた方が無難です。

■糖尿病の場合
コーヒーや紅茶、ご飯のおともになりそうな佃煮などお体に配慮したものを選びましょう。

 

迷ってしまったら「縁起が良い」されているものがあるので参考にしてください。
・バームクーヘン
層が重なっいて年輪のように見えるので「幸せを重ねる」という連想。
・カステラ
形状が長いので「末長いお付き合いを」という意味合い。
・最中(もなか)
2つを合わせた形から「ご縁を合わせる」という連想。

金額目安は3,000円~5,000円くらいが目安。3,000円くらいの用意が一番多いようです。

手土産には熨斗紙を付けましょう。表書きは「御挨拶」。自身の名前もフルネームで入れてもらうのが正式。店員に用途を伝えて依頼してください。洋菓子などの場合はリボンをかける贈り物の包装でも良いとされています。



結婚の挨拶で手土産の渡し方、好印象になるマナーは?

玄関先でお渡ししてはいけません。

玄関先では軽く挨拶をして、その後に客間に通されることになると思います。一旦席について顔を合わせたら、紙袋から出し、品物の正面が相手の正面にくるように、両手を添えて渡してください。

両親が並んでいたらその中央に、離れて座っていたら家主であるお父様へ向けてください。



結婚の手土産を渡す言葉は?

クレーム対応などではないので「つまらないものですが・・・」などではなく
「美味しいと評判のお菓子です」とか「お好きと伺ったので」など選んだ理由を一言添えると、受け取り手にも「一生懸命選んだ」心が伝わります。お仕事の営業と一緒ですね。気の利いた一言を添えることで、相手の心を開いたり自分らしさを表現できる場になります。

結婚の挨拶、親の立場からしたら、いわば面接のようなもの。とても細かく所作から話し方まで見るお父様お母様も多いと思います。一般的なマナーはこういったネットなどで検索して、そのように準備し振舞うことはできると思いますが、人柄は、ちょっとした所作や表情などに現れてきます。

そして自分の息子・娘に対しての何気ない言葉遣いや所作・様子まで見逃さずに見ているはず。何事も日頃からの積み重ねかもしれませんね。



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