結婚式「行きたくない」「行けない」「コロナで行きたくない」場合の断り方、伝える方法は?

ゲストの招待

ブライダル世代の私の家族は(20代後半)は、結婚式にお招きいただくことも多く、ひと月に2回も招待されたりするそう。先日は「断った」と言っていました。「ひと月に2回も行くと費用がかかるし、そこを負担してまで出席するほど親しくない」とのこと。「確かにね・・・」と思います。 私は結婚式は基本「断らない」という認識世代なので、「最近の人っどうなの?」って気になり別のブライダル世代に聞いたら「他の招待とかぶらない限りは交際費と思ってわりきって出席する」という考えの人も。

しかし、いろいろな理由で「断りたい」「断らざるおえない」ときってありますよね。
今日は上手な断り方についてお伝えいたします。



結婚式 「行きたくない・行けない」その理由は?

「結婚式に行きたくない」「行けない」理由は、みないろいろですが、整理してみると

◆親しくないから

招待した側は「親しいグループの一人だから」とか「個人的に親しくしている」と思っているのに、された側は「そこまで親しくないから」と、ズレがあることもあるんですね。
(グループでお付き合いがあったのに自分だけ招待されなかったら逆に「招待されなかった」と思うかもしれませんが・・・。)

あるいは、あきらかに人数合わせの場合もあるかもしれませんし、会社の上司や部下などの関係においては“社会人としての付き合い”であって、「是非お祝いに行きたい!」という感じではない場合もありますよね。

◆お金がかかるから

行きたくない理由として、これは結構あげられているようです。特に女性ですと、ご祝儀以外に身支度で服を用意したりヘアセットしたり、別途かかりますものね。また遠方ですと更に交通費などかかる場合もありますから。お祝いしたい気持ちがあっても、事情によっては「行けない」場合もあると思います。

◆他の出席者に会いたくない人がいるから

こんな理由をお持ちも方も時々いるようです。過去に仲たがいした知人がいたり、以前お付き合いした人が出席するみたいだったり・・・。お祝いしたい気持ちを上回る場合は仕方がありません。

◆コロナウイルス感染が心配だから

妊娠中だったり、自身や家族の職業柄、家族に高齢者や病気を患っている人がいるなど止む無き事情により欠席したい場合、理解し受け入れる姿勢でいる新郎新婦が大半なのは、このコロナ事情。

◆そのほか

不祝儀や法事、はずせない出張や仕事が入っている「行けない事情」がある場合もありますよね。

結婚式 「行かない・行きたくない」「コロナ感染が怖いので行けない」の場合、どう断る?

お祝い事で招待いただき、これからもお付き合いがあるとなると、断り方にもマナーがあります。それぞれのケースでまとめてみました。

◆「親しくないから」の場合

親しくないことが前提とはいえ、本音の理由は伝えられないので、差し障りがないよう「あいにく都合がつかないので」「どうしても都合がつかず」とか「外せない用事があって」という程度の内容で伝えれば問題ありません。親しくないのであれば、あれこれ考えずにさらっと伝えればよいでしょう。

「お金がかかる」「他の出席者に会いたくない人がいる」の場合

「何かしらの理由があった方がお断りしやすい」ということでしたら「親族の結婚式と重なっていて」とか「先に招待いただいた友人にすでに参加の表明をしてしまっていて」などが、相手が受け入れられやすいと思います。このような理由をつくって伝えるのが心苦しいようでしたら、前述と同じように「あいにく都合がつかないので」というお断りで良いと思います。

◆「コロナウイルス感染が心配だから」の場合

この場合、実際に新郎新婦に聞いてみると「こんなご時世なので正直に言ってくれたほうが納得出来る」と思っている場合が多いようです。「妊娠中のためコロナウイルス感染を避けたいので、心苦しいのですが欠席させていただきます」とか「家族に持病があるものがいる、高齢者がいる」「職業柄、参加を控えなければならない」など一言添えるとやむなき事情として受け止めてもらえます。

「不祝儀や法事」の場合

お祝い事への返事なので、理由は明確に伝えず「どうしても都合がつかず」「外せない都合があって」というお断りの仕方が基本です。

「はずせない出張や仕事が入っている」場合

この場合、そのまま理由を伝えても失礼にはあたりません。



結婚式 断る理由の伝える手段は?

多くの場合、招待状を送る前に、直接もしくはメールなどで事前に出欠席の打診があると思います。
打診があった場合はその時に出席できないことを伝えましょう。

メールでの返信の場合の例としては
「ご結婚おめでとうございます。
せっかくご招待いただいたのですが、どうしても都合がつかずお伺いができません。
おふたりの末長いお幸せを心から祈念しております。」
お祝いの気持ちと残念に思う気持ちを短い文章でも伝えることが大切です。

また、口頭で結婚の報告と併せて「出席してね」と言われるとつい「もちろん!」などと調子よく言ってしまって後で後悔するなんて場合もありますよね。その場合は「出席したいとおもっていたけれど、同日に外せない都合があった」など早めにできれば直接、もしくはメールで伝えるのがマナーです。

メールでしたら
「この度はご結婚おめでとうございます。
先日ご招待いただいたところ予定を確認しましたら、残念ですがどうしてもはずせない予定が入っており出席できないことがわかりました。おふたりの末長いお幸せを心から祈念しております。」
このような文章で早めに連絡しましょう。行き違いで招待状の準備をしてしまっていると、新郎新婦に手間をかけさせてしまいます。

もし先に招待状が来てしまった場合、ハガキを返信する前に、直接もしくはメールで“欠席についてとその理由”を伝え、ハガキには理由を書いて済ませるのはタブーです。そして欠席であってもハガキの返信は忘れずに。

「親しくない」のに招待状が先に来てしまった場合に限っては、ハガキの返信に「おめでとうございます。あいにく都合がつかず欠席させていただきます」と一文添えるだけでも良いでしょう。

欠席の場合、お祝いの品など、どのようにしたらよいか、こちらも参考にしてみてください。
品にせず、当日祝電などおくることで、お祝いの気持ちを伝えることもできますよ。
https://marriage808.com/kekkonn-622



まとめ

いかなる理由であっても、お祝い事で招待をいただいた以上、相手がわだかまりを感じたり、不愉快な思いをするような断り方はマナーとして相応しくありません。「おめでとう」の気持ちは忘れずにお断りをしてくださいね。



コメント

タイトルとURLをコピーしました