卒花レポート「結婚式の費用 親からの援助やご祝儀をどう考える」が届きました。結婚は式だけではなく新居の準備など諸々費用がかかるもの。それぞれの親御さんによって援助やお祝い、お支度金用意の考え方も異なります。もし予算が足りなかった場合の親への依頼方法など実体験をもとにしたアドバイスは、あなたの参考になるかもしれません。是非読んでみてくださいね。
結婚式費用 「親は出さない援助なし、それとも援助あり?」みんなはどうしてる?
結婚式の費用は「披露宴」をしようとなるとそれなりにかかるもの。平均平均300万~320万円くらい必要になると言われているみたいですね。とにかくお金がかかるのです。
衣裳や写真、引き出物やら、食事&飲み物、ペーパーアイテム・・・。
どれにするか予算を相談しながら決めるのも大変ですが、お金を用意するのもほんとに大変ですよね。・・・みなさんは、どのようにお金を用意しているのでしょうか。
調べてみると
①親や親族から援助を受ける
全体の6〜7割程度の人が援助を受けていて、その額は100万円程度だそう。
②自分達の資金に見合った結婚式にする
フォトウェディングや二人だけの結婚式という選択をした。
③自分達の資金で充分に用意できているので親援助は必要なし
②の場合に「親に費用は出せない、出さない」と言われているという場合が多いようです。
それぞれのご家庭や本人の考え方、あとは結婚式の内容によって負担額も違いますから、さまざまですね。
《筆者のエピード》 彼の両親も私の両親も、「結婚式費用は自分たちで出しなさい」と言われていました。まず、私の両親の考えですが「結婚式は初めて二人でやる出発式である。だから親が横から入ってお金を出すのではなく、二人でどうしたら上手くいくかきちんと話し合って身の丈にあった結婚式をしなさい。」と結婚が決まるずっと前から言われていました。 そして私には「ここで挙げたい!」というあこがれの結婚式場がもともとあったので、あらかじめ大体の費用を調べ、相手もいないうちから少しづつ貯金をしていたんです。正直生活は苦しかったです・・・。 その後、彼の母親から聞いた話ですが「うちはご祝儀を出すだけで精一杯だから、結婚式は自分たちのお金でやりなさい、と彼に伝えたそうです。 私たちは100万円づつを援助ではなく『ご祝儀』という形で頂いたのは、それが理由です。
親のご祝儀 平均金額は?
前述のとおり結婚式親負担(援助)となると100万円という金額が多いようですが、ご祝儀となるとまた金額が異なってくるようです。つまり援助はしない代わりに「ご祝儀」を用意してくれたということです。
その金額は
◆結婚式を行わない場合
10万円~30万円
◆結婚式を行う場合
10万円程度
が、援助をしない家庭のご祝儀金額の相場だそうです。
また細かいことですが渡し方も気になりますよね。
◆渡し方
・直接手渡し
・口座に振り込む
・式当日に渡す
直接の手渡し、丁寧にお礼が伝えられそうですよね。
結婚費用 親の割合は総額のどのくらい?
結婚式費用の親援助は、大体100万円程度もらう人が6~7割というのははじめにお話ししたとおり。
つまり、結婚式全体の費用が300万円とした場合、新郎新婦それぞれ100万円づつ合計200万円の援助金(新郎新婦の合計)となります。総額から200万円をひくと自己負担額は100万円。つまり3分の2を両家の親に援助してもらう計算になります。
あとはいただいたご祝儀、自身の貯蓄から賄う計算になりますね。そう考えると親援助はありがたい限りです。
結婚式の費用負担 両家のバランスは?
調べによると、両方の親が出し合う=負担しあう割合は7割。
新郎側のみ新婦側のみ、つまりどちらか一方の親だけが負担したというのは1割程度のようです。
ただし、それぞれの家の考え方や地域にもよるようなので、まずは新郎新婦がきちんと話し合っておくことが大事です。中には、揉める原因になったり、モヤッとした気持ちになったりする話も結構聞くからです。
結婚式費用 親へ援助の頼み方
いくら親とはいえ、簡単にはお願いできないですよね。額がかなり大きくなりますから。
そこでどんな風にお願いをしたらよいかまとめてみました
◆素直にお願いする
例えば「ここまでは用意出来たのだけど、この部分が足りないからお願いしたい」
という気持ちを伝える
◆見積もりを見せながら足りない理由を説明する
どのような経緯で演出やアイテムを選んだのか「ただ足りないから欲しい」というような気持ち
を親に抱かせないようにする
◆援助依頼の時間をきちんと設ける
顔合わせという正式な場でなくても、二人でお願いにいく
《筆者のエピソード》 両親は、前述のように結婚式費用を負担しないという考えでしたが、あることを機に出してもらうことになりました。 出してもらった内訳は ●キャンドルサービス5万円 ●照明代(天井をプラネタリウムにようにする)2万円 ●DVD代18万円 これは式の3ヶ月前に決まったことなのですが、それまではフォトラウンドやキャンドルサービスのような演出は全くなかったのです。 なぜなら、他のものにお金をかけてしまい、お金が残り少なくなっていたからです。 色々つけたかったのですが「どれを諦めるのか」を選択をしているような状況たっだのです。 そんな時、ちょうどゲストに出す食事の試食会があり、キャンドルサービスが期間限定で安くなることを知りました。 その話をたまたま父にしたところ、「余興のようなものが何もなければ、ただの食事会になるのではないか。そうしたらゲストの方が来ても全然面白くないのではないか、ゲストの方にも楽しんでもらってこそ、結婚式なのだ」と指摘を受けました。 そして正直に「お金が無いからできないんだ。」というと「お金は出すからやりなさい。」と言ってくれたんです。 DVDは、母が「自分の経験から必要だ」と言い、結局25万円を負担してもらうことに。
私は両親の考え方を以前から聞いてたので貯金はしていたものの、婚活費用なども含め色々な出費が重なったことと、一つ一つの単価が少し高価だったこともあり、お金は底をついてしまいました。 それを両親も知っていたのでからのでご祝儀100万円とあわせこの援助があったのです。 今でも「キャンドルサービスをやってよかった、DVDを残しておいてよかった」と心底思いますし、本当に両親には感謝の気持ちでいっぱいです
結婚式費用 予算オーバーや親援助、両家のバランスなどのトラブル回避方法
結婚式も含めて新しい生活にお金を援助してあげたいという親心はみんな持っているはずです。だかこそ、心配をかけたくないし、お金の面でのトラブルはなるべく避けたいものです。
ここからは体験をもとに、お金のトラブル回避方法をまとめてみました。
◆まず新郎新婦のみで話し合いを
・結婚式をどんなものにするか
・どのぐらいの予算でするのか
・今の預金と必要な金額の確認
・必要な金額が自分たちで用意できるのか
・両家の親のお金に対する考え方を伝え合う
基本方針を立てて、親に話を持っていきましょう。
◆お勧めの話し合う場面やタイミング
・結納の儀式や顔合わせをした時
・最終の見積もりが出た時
・ゲストの人数が決まった時
結婚式は準備が何かと大変です。でもこれは、スタートラインでまだまだ夫婦そしてその両親たちとの交流はずっと続いていきます。特にお金の問題は誰にとっても非常にシビアです。
だからこそ皆が納得できるよう、有耶無耶にせず、気持ち用新たな門出が迎えられるようにしましょう!
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