結婚式 親族のみの場合どこまで 友人よぶ?案内状の出し方からお車代まで 徹底解説!

今は少人数結婚式も増えてきました。招くゲストといえば両家両親や兄弟姉妹、祖父母や子供のころから可愛がってもらった身内のみ。だからこそ準備や当日の時間の過ごし方など、従来の披露宴型とは違った迷いや悩みもあると思います。今回は招く範囲から案内状、案内状に同封するものまでお伝えします。

結婚式 親族のみ、どこまで呼ぶ?

「親戚、親類、親族・・・」など普段気にせず使っている呼び名。どれも血縁関係があるには変わりませんが、実は本来の意味は異なります。

「親戚=親類」は血縁関係や婚姻関係による繋がりがある人を指します。「親戚」は血縁関係があればその範囲に決まりは有りません。
一方「親族」については民法で「六親等内の、血族・配偶者・三親等内の婚姻」と定められています。

結婚式では「親族」という呼び名で事が進む場合は多いのですが、前述のとおり、本来は「親戚=親類」「親族」は違った意味合いになっています。
招待する範囲を考える場合は「親戚」として考えるのが自然です。親等にこだわらずお世話になったり親しくしている方であれば、遠い親等でもご招待したり、両家の考え方や親戚付き合いの深さなどによって決めることが大切です。※ここではウェディング市場にのっとって「親族」と呼びます。

結婚式はお世話になった人たちに感謝を伝える貴重な場でもあります。まずはあの人に来てもらいたいなという二人が招待したいと思うゲストを招待リストに入れましょう。

ふたりでリストしたのちには、両親に相談するのが良いでしょう。長年の親族付き合いのなかで招待しなければならない人や関わりの深い人など、親の意向を確認すること。またできれば両家の招待人数は同数くらいがベストです。

【ポイント】

■親族結婚式と一般的には呼ばれているが、招待範囲は「親戚」で考えると良い。

■招待の範囲に決まりはない。

■まずは、二人の招待したい人をリストする。

■その後、お互いの両親に相談すること

親族のみの結婚式 人数差 バランス悪い場合は、合わせるべき?

招待リストができ両家つき合わせをしたら、「人数バランスが悪すぎた!」。こんな例も良く聞きます。両家バランス、合った方がベターですが、無理して招待したら呼んだ方も心苦しく、呼ばれたほうも居心地が悪いものです。無理する必要はありません。でももし気になるようでしたら、互いの親等をそろえ「いとこまで招待」とかそんな風に決めておくと良いですよ。



結婚式 親族のみ 案内状は返信不要? 同封するべきものは。

結婚式は本来フォーマルな儀式です。ご祝儀をいただく、中には遠方から来ていただく、格式を重んじる年配の方々も招待客の中にはいると思います。招待状は作成したほうが良いでしょう。

この場合の招待状は“日時・場所・相手の名前”を伝える案内状になるので返信用はがきは入れなくても問題ありません。

挨拶を頂く、乾杯の発声を頂く人たちへの依頼の付箋は忘れずに。

印刷会社にオーダーすると、最小オーダー数があり、場合によっては必要人数が満たない場合は割高になりますよね。しかし今は自身で作成できたりするツールやペーパーアイテムもありますので、ネットで自身のケースにあった定型文を使用すれば間違えありません。



親族のみの結婚式 招待状の差出は誰の名前にするべき?

基本は費用を負担する側の名前です。新郎新婦が負担する場合は二人の名前、両親が負担する場合は両家両親の名前になります。それぞれ費用負担についてスタンスが異なる場合は、両家で相談しどちらかに統一しましょう。また両親がお揃いでない(母だけ、父だけ)の場合は新郎新婦の名前にするのが一般的です。

親族のみの結婚式 招待状は家族にも出すの?

親には出す必要はありませんが、招待客から問い合わせがあったに備え、控えを渡しておきましょう。兄弟姉妹などで結婚して実家とは別に住まいを構えている場合は送付を。結婚をしておらず同じく実家とは別に暮らしている兄弟姉妹には両親に聞いてみましょう。

結婚式 親族のみ 友人呼ぶ場合の注意点

自身にとって「大切な友人をどうしても招待したい」、招待され側はとても嬉しいと思います。その反面心苦しいような気持にもなるものです。

まず必ず互いの両親にも了承をもらいましょう。

そして、できれば関連性のある人たち数人をお招きしましょう。面識のない人たちの場合はあらかじめ顔を合わせる機会をつくり紹介しておくことをお勧めします。

当日の席は、当然のことながら一緒のテーブルや隣同士に、場合によっては年の近い親族のがいたらその席の近くにするなど、居心地の良い場所に用意しましょう。担当のプランナーに聞いてみることをお勧めします。

またウエルカム挨拶をする場合「本日は大切な友人達もお招きしました。学生のころからの親友で二人を引き合わせ、一緒に良く遊んだグループの●●さんと●●さん・・・」など簡単な紹介をすると温かみあり、ゲストにとって居心地のよい時間になります。

【ポイント】

■互いの両親に了承を得る

■友人を招いても良いが複数で招待する

■席の場所や紹介するなどの配慮し居心地の良い時間や空間を用意しもてなす。

親族のみの結婚式でも交通費としてお車代は必要?

遠方からの場合「遠くから来てくれてありがとうござます」という気持ちとしてお車代や宿泊代をお渡しするのがマナーです。相場は半額から全額。招待状に付箋で案内をいれておきましょう。このような場合の付箋例文はあまりネットで紹介されていないので以下参考に。

「このたびは 遠方よりお越しいただくため 宿泊のご用意させていただきます。(いただいております。)ご都合をお知らせください」

「このたびは 遠方よりお越しいただくため 何卒ご祝儀等のお心遣いはなさいませんよう お願い申し上げます」



まとめ

光栄なことに、たくさんのカップルのいろいろな形の結婚式のお手伝いをしてきました。そんな中で感じたことは、結婚式はこうでなければならないという事ではなく、大切な人たちに感謝を伝え、絆を増やし深めていく貴重な時間と場所だということ。

二人を応援してきてくれた人たちにそれが伝わるよう、準備をする入り口が「招待客を決める」だと思います。親戚関係は両親との関係性なくしては成り立たないので、是非とも親への相談や確認を怠らないよう、進めてくださいね。



 

 

 

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