結婚式、支払い額の分担でもめる、モヤっとした・・・多くのカップルからの声。負担割合や項目に正解はありません。実例をもとにした回避案を参考に、結婚準備を楽しく仲良く満足いく結婚式を!
結婚式 費用負担 もめる モヤっとのポイントはどこに?
時々、メイクリハーサルや衣装フォッティングでお一人来店した新婦から、打ち明け話や相談めいた話で比較的多かった話題が、「費用負担ってみんな新郎新婦とみんなどう分けてるんですか?」という話。プランナーの立場で立ち入る話ではないので、名言することはありませんでしたが、もめてるケースを分類すると
■ケース1:譲れない項目が違って、お互いひかない、我慢するなど
■ケース2:ゲストの人数が違うのに、ゲストに関わる費用負担(車代含む)が公平でない
■ケース3:収入や親の援助、いただくお祝い金と負担金額のバランスが合っていないように思う
それぞれの地域の習慣、親族間の習慣、または先に結婚した兄弟姉妹をもとに・・・など、それぞれ文化や考え方の価値観になかなか理解できないことがあり、もやっとしたというケースも聞きます。
結婚式 費用負担 新郎新婦折半なの?揉めないための計算と回避策とは?
先輩カップルや卒花嫁さんから聞くところ、費用負担の仕方は
①すべて折半
②収入、貯蓄額を二人で出し合って、その比率を総額で割った
③自分に関わる頃は自分で出して、二人共通のものは折半
①の場合、親の援助や頂いたお祝いも合算して総額にあて、残った支払い金額を折半するという計算が多いようです。
②の場合、なかなかシビアに話しにくい(へそくりがある場合もあるし)と思いますが、個人的には例えば男性の方が社会的地位が高いとか、収入があきらかに多いのに、折半などに応じる男性は今後生活が一緒になっていくうえで、経済的なことをどう考えているのか、ちゃんと話した方が良いと思います。新婦がもやっとするならば・・・。
③の場合が、一番多いケースです。打ち合わせにきて、新婦のブーケや衣装えらびのときに、彼をたてて「どっちがいいと思う?」と聞くと、低額のほうばかりを勧める新郎がたまにいますが、だんだん曇っていく新婦の顔を見ていると気の毒になります。好きなもの欲しいものを選びたいから、美容関係を彼に出してもらうのは悪いから・・・とここは自身で負担するカップルは以外と多いようです。
あと記録に残す撮影関係や演出関係、二人のこだわりや叶えたいことが一緒だったら折半で問題ないのですが、新郎は映像にこだわる、バンド演奏を入れたい、新婦は写真にこだわりたいと相違がある場合、自分がこだわりたい項目は自分で出すというカップルも。潔く気持ちがいいとの意見も。
ゲストに関しても同様、自身のゲストは自身で負担。お車代も同様。特に親族は親との関係もあるのそれぞれでの負担がもめないようですよ。いただいたお祝いもお祝い返しやお車代にあてる、浮いた分は結婚式でかかった費用にあてるなど、気持ちよく公表してさっぱりとするのが良いですよね。
地域や親族や家族の文化や考え方の相違、結婚するってことは共有したり許容したりすることなんだと思います。これはお互い折り合いをつけて、あとはこの①②③の案で解決にのぞむことが有効かもしれません。
結婚式 費用の分担、もめることが無いよう、いつ話しておくのがベストタイミング?
結婚前だと特にお金の話ってとってもしずらかったりします。彼を立てて本当のことが言えなく我慢をしたという女性の話は、時々聞きます。ストレスにならないために、話すタイミングって大事かも。
結婚式場を決める前(相談会)のときにもらう見積もり。この段階である程度それぞれの負担分について話をしておくと良いでしょう。式場側からの見積もりは個々カップル用にカスタマイズしてくれるところもあれば、松竹梅風のプランで出してくるところもあります。できればカスタマイズに近いものを出しもらって、二人で全体かかるもの、ふくらみそうなところなどイメージしたうえで、それぞれの負担分について話しておくと気持ちよく打ち合わせに望めるはずです。
ふたりとも「こまごま計算タイプ」とか「ややざっくりでもお互い納得カップル」とういう価値観が似ているタイプは問題ないと思いますが、どちらかがざっくりだったり、どちらかが細かいと、かなりストレスで後をひくことになりかねません。(細かいほうが)だからこそ、はじめに話しておくことをお勧めします。
あとは結婚式以外にも、結婚指輪や新居の用意などもあるので、相対的に考えてお互いの持ち出しがどうなっているのかなどのバランスを頭の中に入れておくと、客観性を持たせた判断ができるのではないでしょうか。
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