結婚式準備 やる気のない彼、頼りない彼、決まらないイライラの対策は?

結婚式全般・準備

結婚式の打ち合わせは、約半年前からはじまります。(式場によって多少異なります)打ち合わせの数は衣装を入れると約5回~6回。メールのやりとりも含めると、1組の新郎新婦とプランナーはそれなりのお付き合いになります。

楽しく準備を進めているカップルもいれば、不機嫌な顔で打ち合わせに遅刻「今喧嘩してきたでしょ」と聞きたくなるカップル、打ち合わせ中に喧嘩になり涙ぐむ新婦・・・いらっしゃいました。

そして新婦一人で打ち合わせに来た時に「やる気がない彼」「非協力的な彼」「無関心な彼」「頼りない彼」について悩まれている新婦様より愚痴や相談を受けることも。

いま、そういう彼にブチ切れそうになりはじめたり、イラッとはじめている新がいたら、この記事を読んでみてください。 結婚式準備のストレスを軽減させ、楽しめるための対処法・解決法が見つかるかもしれません。



結婚式 準備うつになりそう!? その理由は?

私が見てきた険悪なムードになっている場面、喧嘩になった場面、新婦様たちから聞いた彼への怒りや不満を分類したら「無関心」「非協力的」「予算」「優柔不断」4つの項目になります。

実際に見てきたなかで多かった場面を項目ごとに書いてみたので、「彼がこれに当てはまりそう!!」って項目はありますか? 次のチャプターで事前対策についてお伝えしています。

【場面その1:無関心】

◆ドレス試着時に隣のブースは、楽しそうに試着姿を写メで撮影したり、似合う似合わないをコメントしたりしているのに、自分の彼はスマホでゲームやっている。頼まない限り撮影もしてくれない。

◆打ち合わせの中、ずっと本を読んでいて無関心。内容を聞いていない。

【場面その2:予算】

◆新婦がブーケや撮影にこだわりがあって、値段高めのものを選ぼうとすると「高い」とか言い「こっちの方でいいよ」とか安いほうを押してくくる。

◆自分のこだわりポイント関してはオプションを付けたりするのに、それ以外に関しては「それいる?」と予算削減しようとする。

【その3:非協力的】

◆決めなければならない内容に期限があるのに「忙しかった」と言って決めてこない。「私だって忙しいところ頑張って準備してるのに!」と喧嘩。

◆「式場への連絡、資料の取り寄せ、調べること、全部私任せで彼はなんにもしてくれない。」

【その4:優柔不断】

◆「どう思う?」と聞いても「うーん。」と言って回答がない。「考えておく。」といって決定を先延ばしにする。

◆「いつまでに決めておいてね。」と言ったのに、決まっていない。

・・・「あーこんな彼、困る」って、女性の立場からするとほんとに思いますよね。



結婚式準備 彼が頼りない、やる気のない彼、決まらないイライラ対策はある?

お困りの花嫁様たちに、プランナーの立場から僭越名ながらアドバイスさせていただき、うまくいった対処法・解決案を紹介させていただきます。

【場面その1:無関心、非協力的】

◆衣装試着に無関心

彼ではなく母や姉妹に来てもらう。遠方に住んでいてそれが叶わない場合は、こういうときに頼りになりそうな女友だちに来てもらう。

⇒これはかなり有効です。やる気のない彼に「いいんじゃない~?」と言われ下手なアングルで撮影されるより、同性からのアドバイスのほうが役に立ちます。一緒に来てもらうことに気をつかうようでしたら、衣装のスタイリストを頼ってください。客観的な目線で似合うもの、会場に合ったものを勧めてくれます。もし、「金額をどんどん積まれるのでは?」という心配があるならあらかじめ「このぐらいの予算なのですが・・・。」と伝えるのも一つの手です。

新郎のタキシードの色やデザインもその時にだいたい決めておいて、別日に試着してもらってあなたが見立ててあげればよいのです。

◆打ち合わせに無関心、非協力的

一度はちゃんと「結婚式は二人のこと」と伝え、それでも改善されなかったらあきらめましょう。(と私は新婦へ言いました)。
打ち合わせの最後に「今日はここまで決めたよ。宿題はこれだよ。次はこれをするんだって。」と聞いていようが聞いていまいが、伝えてましょう。

あとは新婦主導で仕切って進めればいいんです。そして期待をせずに“彼のここが好き”って思える“彼の好きなところ”を頭のなかでリストしましょう。

【場面その2:予算】

予算のことで、モヤモヤすると後になってまで尾を引くようです。次の段階を追った施策が有効です。

①第一段階は結婚式場を決めるときに、お互いどこにこだわりたいのか(こだわることによって料金がアップする箇所)、それによって予算の目安がたちます。
②予算の目安がたったら、どっちがどこまで負担するのかある程度話し合っておく事。例えば自身の支度関係(衣裳など)は自分で支払う。ゲストは自身の招待ゲストや車代なども自身で負担するなど。
③また共有するアイテム、写真や映像撮影はどのくらいのランクにして折半なのかそれとも、どちらかのこだわりオプションはこだわっている方が負担するなども話し合っておくこと。

そうすると楽しいはずの打ち合わせで気分を損ねることはかなり軽減されます。

結婚式の予算の考え方、支払いのことなどはこちらの記事でも書いてあるので参考にしてみてください。
https://marriage808.com/kekkonshiki-yosan-448

【場面その3:非協力的】

彼らは「仕事が忙しかったので分かってくれていると思っていた」とか「自分なりにできることはやっていたつもりなのに・・・」と言っています。「こっちも暇じゃないんだよっ」と言い返したくなりますが、男性は同時にいろんなことができないのです。

お勧めの解決策は「週末時間空いている?席次をここまで決めておいたから、続きを一緒にやっちゃわない?」とか「自分はここまでやってみたから続きはあなたがいないとできないのよ。」という進め方で臨みましょう。

これは、イライラしても進まないので、愚痴を誰かに聞いてもらって気持ちをすっきりさせ、『協力を仰ぐ』というスタンスに変えることが得策です。

私の担当した悩める新婦様たちは「彼への不満を聞いてもらえる人に愚痴る⇒聞いてもらってスッキリ⇒気分を変えて協力要請というスタンスで彼に依頼する」そうしたら、彼なりに頑張っていることがわかりましたと、後にお伺いしたことが何度かありました。

【場面その4:優柔不断】

どこで結論を迷っているのか聞いてみて、一緒に考えてたふりして、あなたが決めた答えに誘導する方法がお勧めです。

「こういうのはどうかしら」とか「こっちがいいような気がするんだけどどう思う?」とか、会社でナイーブな後輩を育てるようなやり方と同じです。きっとこういう男性の彼女は、だいたいしっかりものだったり、意見を自分で持っている人が多いと思います。このケースでイラッとし始めた新婦様は、だいたい文句をいいながらも後で聞くとこの方法で、解決していました。参考にしてみてくださいね。



結婚式 不機嫌にならずに楽しんで準備を進めるために

たくさんのカップルをみてきて思うことは、結婚式の準備は、互いの育ってきた文化や価値観、親族間の繋がり、金銭感覚などをより深く知る機会なのかもしれないということ。

もし、結婚式の準備で悲しくなったり、イライラしたら

①愚痴を聞いてくれる友達がいること、相談できる人がいること
②思っていることを彼にちゃんと話せること
③彼が話を聞いてくれたり、何かをしてくれたりしたら「ありがとう」って言ってみること

そしたら、結婚式が終ったら「大変だったけど、良い結婚式になったね。挙げてよかったね。」と言えるのではないかと思います。



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