結婚式をする事が決まったら、まず決めるのはいつ結婚式をするか…ですよね。
どんな時期が良いのか、どのように決めたらよいのかをご紹介したいと思います。
結婚式の時期、迷惑な時期ってあるの?
まずは、分かりやすく人気の時期からいきましょう!
人気の時期
◆秋
一般的に人気がある時期が、9月から11月の秋の時期です。
理由は、やはり天気・天候に恵まれているという点です。
特に9月の初めは夏と変わらず暑い日もあるので、日にちを考えるのは少し注意が必要ですが、9月中旬以降からは涼しくなってきて過ごしやすくなってきます。
また、10月は特に天候も安定していて、暑すぎず寒すぎず過ごしやすい時期で、長期の連休もないため旅行の予定を組んでいる可能性が低いことや、仕事面でも比較的落ち着いている時期になので、一番選びやすい時期でもあります。
11月も、11月7日(いいなの日)、11月22日(いい夫婦の日)、11月23日(いい夫妻の日)と語呂合わせでこの日を選ぶカップルも多いです。
◆春
また、春の時期も同じく過ごしやすい気候であるため人気があります。
しかし、このような人気の時期だと、結婚式場が埋まってしまっていたり、ゲストが他の結婚式とかぶってしまったり、なんて可能性もあります。
もしこのような時期に結婚式をしたい場合は早めに式場を探しだしたり、結婚式に参加してほしいゲストがいる場合は早めに確認をとるのがよいでしょう。
それでは、結婚式をするのにゲストに迷惑な時期はあるのでしょうか?
迷惑な時期
◆真夏
8月は夏に入り気温の暑さがゲストにとっては負担に感じることもあります。
結婚式の服装は正装で比較的厚手の生地のものも多いので、当日とても暑く感じます。
もし真夏に結婚式を挙げる場合は、駅から近く、暑い屋外をあまり移動しなくても良い結婚式場を選んだり、冷たいウェルカムドリンクを用意したりと、ゲストへの気遣いをするとよいでしょう。
◆真冬
夏とは逆の1月や2月の寒い時期もあまり人気がない時期になります。
また、雪が多く降る地域だと、雪で公共交通機関に遅れてゲストが遅れてしまって困ってしまうなど迷惑がかかってしまうこともあるので、そのような地域で結婚式を挙げる方は注意が必要です。
◆お盆・年末年始
そして一番注意が必要なのが、8月のお盆の時期や、年末年始です。
ゲストによっては、年末年始はゆっくり過ごしたいと思う方も多かったり、年末は忙しい時期なので迷惑だと感じてしまったりする方も多いかと思います。
また、お盆や年末年始は帰省を予定しているゲストも多くいるので、そのような時期に結婚式が入ってしまうと帰省の予定を変更しないといけなくなってしまうため、負担に感じるゲストも少なくありません。
しかし、結婚式はこの時期にやってはいけないなんて決まりはないので、ゲストに気遣いながら決めていきましょう。
結婚式の時間帯、決め方やおすすめの過ごし方
ここまで、結婚式の時期についてお話してきましたが、結婚式の時間帯についても触れていきたいと思います。
結婚式を行う時間帯は、主に午前、午後、夕方からのナイトウェディングの3つです。
一番人気の時間帯は、翌日が休日となる土曜日の午後の時間帯です。
人気の時間帯なので、時期や日取りによっては早くから埋まってしまう時間帯なので、この時間帯を希望されている方は早めの予約がおすすめです。
どの時間帯が良いかは出席されるゲストに子供や高齢の方がいる、遠方から来る人が多いなどの条件によっても変わってくるでしょう。
そこで、それぞれの時間帯のメリットやデメリット、おすすめの過ごし方などをご紹介します。
時間帯ごとのデメリット・メリット、過ごし方
◆午前スタート
***メリット***
午前は昔から「お祝い事は明るいうちに行うのが吉」と言われていて、縁起が良い時間帯です。
メリットとしては、披露宴の食事の時間がちょうど昼食の時間にあたるので、ゲストの方が食事のタイミングを気にする必要がありません。
披露宴が午後の明るいうちに終わるので、子供や高齢のゲストが多い場合にも、疲れにくいでしょう。
***デメリット***
会場入りが早く、必然的に朝早くから準備が必要という点です。
新郎新婦はもちろん、女性ゲストも着替えや美容院など朝早くから準備を始める必要があります。
また、ゲストが遠方からの出席の場合、前泊が必要となる可能性もあります。
***おすすめの過ごし方***
披露宴がちょうどランチのタイミングになるので、ゲストにこだわりの婚礼料理をおいしく味わってもらえます。
オープンキッチンの会場でライブ感たっぷりの料理を楽しんでもらったり、デザートブッフェなどもおすすめです。
◆午後スタート
***メリット***
午後からのスタートなら、午前とは異なり、新郎新婦、ゲストともにゆっくり準備をできるのがメリットです。
披露宴が終わった後はそのままの流れで二次会に行くことができ、時間を持て余すことなくスムーズです。
二次会終了後も深夜にはならないので、公共交通機関で帰宅することができます。
***デメリット***
午後早めのスタートの場合、ゲストの方が昼食後すに披露宴の食事になってしまい少し中途半端です。
大人は良いですが、小さな子供は、食事のタイミングを合わせるのが少し大変かもしれません。
***結婚式でおすすめの過ごし方***
明るい昼間の挙式披露宴なので、ガーデンウェディングやテラスを使った演出など、自然を取り入れても良いでしょう。
ガーデンで記念撮影というのも、ゲストとの距離が近く、楽しい時間が過ごせます。
◆夕方スタート ナイトウェディング
***メリット***
夕日の風景や夕暮れ時の雰囲気など、昼間とは一味違うロマンチックな結婚式が叶うという点です。
披露宴の食事も、ディナータイムの時間になので、午前の式と同様、食事のタイミングを気にする必要がありません。
また、仕事が忙しいゲストも、夕方からなら参加しやすいというメリットもあります。
***デメリット***
終了時間が遅くなるので、子供や高齢のゲストがいる場合には疲れてしまう可能性もあるので、向いていないかもしれません。
遠方から参加するゲストは当日帰宅できず、宿泊が必要となる場合もあります。
また、披露宴の終了時間が遅いので、二次会を行うのが難しいということもあります。
***おすすめの過ごし方***
やはり夕暮れや夜のロマンチックなムードを活用するのがおすすめです。
ライトアップやキャンドルなどで幻想的な装飾をしたり、夜景をバックに記念撮影なども素敵でおすすめです。
このように、それぞれの時間帯にメリットデメリットがあるので、ゲストに誰を呼ぶか、どんな雰囲気の結婚式にしたいかも踏まえて、時間帯を決めるとよいでしょう。
結婚式時期 日取りを勝手に?両家・親ともめる!?
ここまで、結婚式の時期や、時間帯について触れてきましたが、結婚式の日取りを二人で勝手に決めて、両親に報告したときに反対されるというケースは結構多いです。
親が反対する理由は大抵の場合決まっています。
それは、「お日柄が良くない」または「自分たちの都合が良くない」この二つの理由が多いです。
特に多いのはお日柄が良くないという理由です。
昔から、結婚式では【六輝】と呼ばれる、その日の運勢を表すお日柄が大切にされています。
六輝というのは皆さん聞いたことがあるかと思いますが、大安、友引、先勝、先負、赤口、仏滅のことです。
今は、六輝という言葉も知らないという方も多く、お日柄をあまり気にしないというカップルもとても多いです。
ですが、昔は結婚式といえば大安というのが当たり前だったということもあり、二人が気にせず決めた日取りが運勢の悪い日取りだった場合、両家の親と意見が対立してもめることも多いのです。
そのため、せっかくの結婚式のことで、親ともめないためには、日取りや両家それぞれの予定や都合の意見を、両家からバランス良く聞くことが大切です。
結婚式は二人が主役ではありますが、親も準主役のような立場なので、その点も踏まえて、考えましょう。
とは言っても、両家の意見をバランスよく聞きながら日取りを決めるのも大変なことです。
話をそれぞれ聞きながら式場を決めるというのも面倒という方は、もし都合がつくようであれば、式場見学やブライダルフェアにお互いの親を一緒に誘ってしまうのも一つの方法です。
両親がいれば、日取りなどの意見もその場で聞けて、後からもめることもありません。
ただし、親の意見ばかり気にすると二人が思い描く結婚式にならないとこともあるので、あくまで、意見として聞いて、最終的には二人で決めるというのが一番良いかと思います。
結婚式 安い時期や費用の違いってあるの?
ここまで、結婚式の時期や時間帯、日取りなど紹介しましたが、あえて人気の時期や時間帯などを避けると、結婚式の費用が安くなるというメリットもあります。
また、両家の親が、日取りはあまり気にしない方であれば、仏滅を狙って日取りを決めると、仏滅プランでかなり結婚式の費用を抑えることもできます。
また、人気の日取りだと、同じ式場で一日に何組ものカップルが結婚式を行うことが多いですが、そのようにほかのカップルと重なってしまうのを避けて、あえて仏滅などを選択するというカップルもいます。
また、結婚式場は間近3か月以内に予約がない空いている日程があると、通常よりかなりお得な金額や特典付きのプランを用意している場合もあります。
結婚式の打ち合わせは大体式の3か月前から始まるので、直前のお得プランでも準備はできるので、こちらを利用するのもありです。
また、実は結婚式場を選ぶ際、値下げ交渉もかなり成功する可能性が高いです。
交渉のタイミングは、会場決定前の見積もりを提示されるときです。
ただ「値段を下げてほしい」というのではなく、「予算オーバーになるけど、どうしてもこのオプションを追加したい」とか「この会場が一番気に入っているけど、この部分の予算が難しい」など、具体的に伝えると、成功しやすいです。
また、他の会場の見学に行った時の見積もりを見せて、他の会場も検討しているということを話す相談するのがおすすめです。
そのため、一番気になっている会場は一番最後に見学にいくとよいでしょう。
コメント