「婚約指輪~エンゲージリング~」と「結婚指輪~マリッジリング~」。
“ふたりでひとつ”のリングには、意味と着ける順があります。選び方から挙式当日・・・これからの準備にお役立てください。
結婚指輪 婚約指輪 重ね付けの順番には意味がある
いよいよ結婚が決まり、ジュエリーショップへ行くと、「婚約指輪」と「結婚指輪」がセットでケースに並んでいます。本当はこの2本の指輪、重ね付けの順とその意味があるって知っていましたか?
このふたつの指輪は、左手の薬指に「上に婚約指輪、下に結婚指輪」という順で重ね付けます。そしてその意味は、“愛を誓った結婚の証”の結婚指輪を、婚約指輪でロックして“永遠の愛”を守り抜く・・・という謂れ。
なかには、プロポーズで婚約指輪を着けてもらい、挙式で結婚指輪を着けてもらったその順番を大切にしている女性もいますので、こうと言った決まりより、ご自身の気持ちを大切にするのも良いと思います。
結婚指輪と婚約指輪 重ね付けの順番、当日はどうするの?
結婚式当日、婚約指輪を着ける際は挙式前は右手に。挙式後に左手の薬指にうつして重ね付けするという新婦が多いようです。
たまに新婦様より「婚約指輪って結婚式の日、皆さんどうされてますか?」とご質問いただきましたが、こうと言った決まりがあるわけではなく、万が一紛失などあった場合責任を負いかねますので、ご自身の判断にお任せしたうえで、前述のようにお応えしていました。
想いを込めて新婦様へ送られた指輪、結婚式当日、着けていたいですよね。挙式後はグローブははずすので、その後、重ねてつけていたら華やかになりますし、ネイルも映えます。是非その手元をカメラマンに撮影してもらってください。
結婚指輪 婚約指輪 セットで購入した場合のメリット
ブライダルリングを扱っているところは、たいていセット、どちらも引き立つようにデザインされていて、ブランドによっては一緒に入れられるようなBOXを用意しているところもあます。開けたときの2本並んだ姿には、女性だったら必ずうっとりすると思います。
結婚式当日は、カメラマンに依頼をすると、そのBOXに入った姿や、ブーケの花びらに美しく2本並べたり、身に付けるアクセサリーと並べて撮影してくれたりします。1日のはじまり“お仕度シーン”でその撮影を行いますが、アルバムに仕上げた時、お仕度シーンの中にそのショットがコラージュのように入っていると、お二人の”Wedding Story”のお気に入りの1ページになるはずです。
それを思い描くなら同じブランドで揃えたほうが良いかもしれませんね。
結婚指輪 婚約指輪のブランドが違う その場合の選び方のコツは?
違うブランドの2本を素敵に着けていたら、“こなれ感”バツグンですが、意外と高度なテクニックです。
合わせやすいポイントは、「色(素材)」「形」「デザインイメージ」です。
「色(素材)・質感」ですが、婚約指輪の多くはプラチナなので同色同素材のプラチナにする。(素材が一緒だったら色も同じですが、ホワイトゴールドとプラチナだと、並べた時に色の違いがわかります。)
「形」については、一文字(横にいっぽん文字の形)にそろえる。婚約指輪がウエーブだったりフォルムにデザインがある場合は、セットデザインにしたほうが良いと思います。
「デザインイメージ」は、例えば一方がアンティーク調のイメージだったら、それに合わせる、婚約指輪 ダイヤの両脇の地金であるリング部分が丸みのあるデザインだったら、結婚指輪もそれに合わせるとか、そのようなことです。
あえて、地金の色をゴールドとプラチナ、デザインをミスマッチでCoolに合わせてたら、ほんとにおしゃれ上級者。そんな女性は、どうぞこの項目はスルーして、自身のセンスで選んでくださいね。
結婚式のセレモニーや仕来り、それにまつわる物には、それぞれ意味があります。知ることでそれぞれに価値が増し、大切な思い出になっていくことも。参考になれば幸いです。
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