コロナ禍で結婚式の招待を断らざるえない人たちも多いようです。ネットでも多くの人たちが「断り方」やその代わりとなる「お祝いの仕方」など、いろいろな問い合わせサイトに投稿しています。
今回は、自身の体験をもとに「コロナ禍における結婚式」についてSNSで発信している卒花さんが、特別に当ブログに寄稿してくれました。是非参考にしてみてくださいね。
「ゲストからの欠席連絡が恐くて招待状を発送するのが怖い」「大切な友人が欠席になってしまい、悲しい」―これらは実際にInstagramの投稿に書かれていた、結婚式を控えるプレ花嫁様のお声です。 コロナ禍での結婚式決行を考える新郎新婦にとって、ゲストからの欠席連絡は当日を迎えるまで不安に感じるものです。 しかし、悩んだ末に欠席を選択するゲストにとっても、不安やもどかしい気持ちはきっと同じ。 新型コロナウイルス感性拡大に対する緊急事態宣言の影響で、職場より参列を禁じられた。自分が予期せず感染者や濃厚接触者となってしまった。宣言が解除されてもやっぱり感染が怖い・・・。 コロナに関する様々な事情で、泣く泣く返信ハガキの欠席欄に印をしたご経験がある方もいらっしゃるかと思います。 筆者が昨年11月末にコロナ禍で結婚式を行った経験も踏まえつつ、新郎新婦と欠席を決めたゲスト、お互いが気持ちよく受け入れ合うこと、欠席となっても晴れの舞台に一花添える方法をお伝えします!
結婚式をコロナで欠席するのは失礼?穏やかな断り方を知っておきましょう。
基本的に一番大切なことは「欠席が決まった時点ですぐに新郎新婦へ連絡すること」です。電話やメールで、以下の①~④を伝えましょう。
①「やむを得ず結婚式に欠席することなり、残念」という気持ち
②欠席することに対するお詫び
③招待してもらったことに対するお礼
④新郎新婦の末永い幸せを願い、二人を祝福の気持ち
従来より、欠席理由が弔事や病気などネガティブな内容である場合には理由を濁すこともあります。しかし、そのため、自分や家族が医療従事者である、生まれたばかりの子供がいるなど、理由がコロナ禍による場合には明確に伝えても良いでしょう。 このご時世に結婚式を決行する新郎新婦も、コロナによるゲスト欠席に対して、ある程度の理解・覚悟はしているはずです。 その一方で、中には「コロナくらいで結婚式を欠席するの・・・?」と受け取る新郎新婦もいるかもしれません。二人のキャラクターや自分との関係性を考えた上で、伝え方を選びましょう。
万一当日の連絡になる場合、新郎新婦は準備で多忙なため、直接の連絡は避けましょう。式場に直接連絡し、スタッフ(できれば担当プランナー様)から二人に伝えてもらうようお願いするのが良いです。併せて、一緒に参列する予定だった親族や友人などにも一報を入れておくとよいでしょう。
結婚式を欠席はコロナ、直前連絡はなるべく避けて
新郎新婦はあらかじめ会場より、ゲストの出欠席変更の締切り日を指定されているはずです。 『結婚式STYLE Magazine』によりますと、会場によりますが、大抵は当日の10日~20日前よりキャンセル料が発生する場合がほとんどです。この期日を過ぎての欠席連絡は料理や引き出物のキャンセルも難しく、結果的に新郎新婦に負担を掛けることになってしまうため、できれば避けたいですね。それでもやむを得ず、直前で欠席することとなった場合でも、やはり大切なのは「できるだけ早く新郎新婦へ連絡すること」です。
また、招待状返信後も、急きょ欠席になるかもしれないとわかっている場合もあるでしょう。 自分・パートナーが妊娠中である、小さい子供がいる、職場から参列を禁止されるかもしれないといった場合には、あらかじめ新郎新婦に事情を説明した上で、指定の期限を確認し、最終決定を待ってもらいましょう。新郎新婦も相談されることで「心から参加したいと思ってくれているんだな」と感じ、決して嫌な思いはしないはずですよ。
結婚式をコロナで欠席、ご祝儀はどのくらい贈るのがいいの?
株式会社canonicaによるWeb招待状作成サービスWeddingdayのコラム(2020.02.18)によりますと、招待状を欠席で返信した場合のご祝儀の相場は5千円~1万円とされます。同等の金額のプレゼントを渡すのも良いですね。
コロナ禍で直接渡せない場合には、式の日前までに届くよう現金書留で送りましょう。また、最近では新郎新婦がご祝儀のオンライン決済を利用している場合もあります。欠席連絡をする際に、併せてご祝儀の送り方についても相談すると良いでしょう。
ちなみに、欠席連絡がやむを得ず直前となり、既にキャンセル料も発生している場合には、予定の金額をそのまま渡すことがマナーです。
お世話になった友人なのに欠席・・・サプライズ祝電のススメ
「やむを得ず欠席するけれど、お世話になっている友人の晴れ舞台に一花添えたい!」そう思っている心優しいあなたにオススメなのが、電報です。折角の特別な日。シンプルなお手紙も素敵ですが、ここは少しお金を掛けて、おしゃれなブリザードフラワーやかわいいぬいぐるみを添えた電報を送るのはいかがですか? 当日、司会の方が内容を読み上げてくれますよ!電報はインターネットで簡単に申し込みができます。一般的に式の1時間前までに届くようにするのが最適ですが、挙式が午前開始である場合には、前日までに届くように手配しましょう。申し込みの際には、宛名を新郎新婦の両名、宛先を当日の会場とします。(新郎新婦の自宅宛ではないので注意!)欠席が決まった時点で早めに手配しましょう。
厄介なコロナ禍ですが、あなたの新郎新婦に対する思いやりまでも邪魔することはできません。当日参列することは叶わずとも、あなたの真心は必ず新郎新婦に伝わるはずです。結婚式後に二人と再会した暁には、当時の写真を眺めながら、あなたが陰ながらだとしても確実に貢献した結婚式について、笑顔で語り合ってください♪
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