コロナ禍オンライン両家顔合わせ 流れや話題、服装や食事のこと、準備に役立つ情報をお伝えします

元プランナー直伝

コロナ禍で自粛が続く中、せっかく結婚が決まったのに、両家の顔合わせの予定もたたず、結婚の準備が進まないという人達も多くいるのではないでしょうか。

今や顔合わせのかたちも多様化してきているようです。

感染対策をしっかりとしたうえでお店の個室で顔合わせを実施したり、大切なイベントだからやっぱり直接顔を合わせするために落ち着くまで延期したり・・・。

そして新たな方法が、オンラインでの顔合わせです。

今回はオンライン顔合わせについてのお話です。




オンラインで顔合わせ コロナ禍での新た様式のメリットとデメリットは?

 

まずは、オンライン顔合わせのメリットとデメリットについて。

 

メリット

●コロナウイルス感染リスクが低くなる

●住んでいる場所に影響されず予定が合わせやすい

●顔をみて会話できるので安心してもらえる

●顔合わせの様子を動画で残すことができる

 

デメリット

●親がネットが苦手な場合、準備に手間がかかる

●ネット環境が不安、タイムラグが起きてしまったりする

 

このような点ではないでしょうか。多少のデメリットはありますが、準備をきちんとすれば、感染リスクも心配せずに安心して顔合わせができるので「結婚の準備が進まな」いと悩んでいる方はオンライン顔合わせをしてみてはいかがですか。



 

オンラインで両家顔合わせ、流れ・時間はどのくらいがベスト?

 

それではオンラインでの顔合わせは、どのようなことを行い、時間はどのくらいと考えれば良いのでしょうか。

 

ネットを繋ぐ

両家の顔合わせは通常、男性側が主導する、本人かその父親が行います。オンラインで行う場合、父親がネット苦手というようでしたら本人が行って準備をすることになりますね。

 

所要時間

食事をしない場合は、30分くらいで簡潔に話すのがお勧めです。

特にオンラインという状況に慣れていないご両親はあまり長いと疲れてしいます。食事をする場合でも、あまり長くなりすぎず1時間くらいを目安に行うと間延びせず、有意義な時間が過ごせます。※食事については、後の章でお伝えいたします。

 

進め方

オンラインの顔合わせに決まりはありません。紹介するのはあくまで一例になります。これを参考にご自身に合わせて進行を考えてみてくださいね。

 

①始めの挨拶

②男性本人が両親を紹介する

③男性の両親が自己紹介する

④女性本人が両親を紹介する

⑤女性の両親が自己紹介する

⑥親同士が結婚承諾の確認を行う

⑦乾杯、食事スタート

⑧歓談

⑨婚約記念品の披露

⑩終わりの挨拶

 

あいさつや自己紹介は、しっかり行う

 

乾杯だけして食事は途中でもある程度で、おひらきにする

記念品はあらかじめ交換しておき、当日お披露目する

 

オンライン顔合わせの場合、話題でおさえておくべきポイントは?

 

流れは把握できたものの、肝心なのはその内容。顔を合わせたのに終わったらなんだかぼんやりとして「やっぱりオンラインって・・・」とならないよう、次の3つがポイントをおさえましょう。

 

打ち解ける話題づくり

親同士は初対面で、しかもなれないオンラインという環境なので、ふたりが、あらかじめ会話のネタを用意し、気まずい時間が流れないように準備しておきましょう。

定番のネタは、当日のお天気のことからはじまり、新郎新婦の幼いころや、両親の若いころの話題、みんなの趣味の話などが打ち解けるきっかけになります。

また、あらかじめ手土産を送っておき、手土産や地元の話をするのも良いでしょう

 

結婚式について具体的な話し合い

もう一つ重要な事、それは結婚式のことです。

コロナ禍で顔合わせさえもオンラインで行っている状況、親としては今後のことがとても気になります。顔合わせは両家・ふたりの考えをみんなで確認、共有しておく場ともいえます。

 

結婚式をするのかしないのか、する場合は時期・招待客の人数など結婚式の規模についても話し合っておきましょう。

二人は、しっかり感染防止対策をすれば結婚式は問題ないと思っていても、親はコロナが収束してからと思っているかもしれません。

また、小規模の家族や親族だけの結婚式にするのか、通常通りの規模の結婚式にするのか、普通であればふたりが主導で決めることですが、コロナ時代の中、両親の意見もしっかり聞き、みんなが安心できるよう話し合うことが大切です。

 

入籍や引っ越しなど、これからの予定について

これからの予定で「こうしたい」と思っている予定を伝えておきましょう。結婚式のことと同様、親としても、とても気になっているはずですよ。

 



オンラインで顔合わせ、服装や食事はどうすべき?

 

オンラインでの顔合わせの流れや内容をお伝えしてきましたが、服装や食事の用意についても気になりますよね。

 

服装・身支度のこと

服装は上半身しか映らないし自宅だから普段着でいいか・・・というのはやはりNGです。

親同士は初めて顔を合わせるので、服装は顔合わせにふさわしいものにしましょう。

首回りがきちんと見えるような襟元、女性でしたらネックレスなどワンポイントできちんと感を出す、色合いも黒ではなく少し明るめにすると柔らかな印象になります。

また、マスク生活が長いのでお化粧も手抜きをしがちですが、マスクを外しての顔を合わせ。お化粧もきちんとしましょう。

 

お食事のこと

最近はテイクアウトやデリバリーなど充実しています。ふたりで両家に同じものを送っておくなど、工夫して用意するのも、楽しい話題なるのではないでしょうか。

通常の顔合わせより、短時間になると思うので、食事もあまり多く用意する必要はありません。

また用意に気を遣うようでしたら、飲み物やお酒とおつまみで場が和む程度の用意で充分とも言えます。

 



 

オンラインで顔合わせ、しおりなどの役立つツールのこと

 

最後に、オンラインで顔合わせを行う場合、おすすめのツールを紹介します。

それは、顔合わせのしおりです。

これは簡単に言うと、オンライン顔合わせの流れや挨拶などを記入したプログラムのようなものです。これを用意することで、慣れないオンラインでの顔合わせでもスムーズに進行することができるし、会話のネタにもなるので、良いことがたくさんあります。

 

しおりの内容

◆ご挨拶

まずはじめに、ご挨拶から。

・「時間を作ってくれてありがとう」という感謝の気持ち

・オンライン顔合わせの趣旨や目的

・「楽しんで過ごしましょう」

この3つのメッセージを入れましょう

 

◆当日の流れ

次に、当日の流れ・スケジュールを記しておきましょう。

これを書いておくことによって、時間の管理もできます。

 

◆みんなのプロフィール

当日、両家の紹介をする時間を設けていても、口頭だけでは年齢や職業を忘れてしまうこともあります。

なので、そのような基本情報はもちろん、みんなの趣味や性格、出身校などをプロフィールに書いておくと、話の話題にもなりますので、ぜひ載せてみてください。

 

◆昔の写真

しおりにまだ余白がある場合、新郎新婦の幼い頃の写真など昔の写真を貼っておくと、どんな子供だったのかなんて思い出話で盛り上がるきっかけにもなるのでおすすめです。

 

◆結びの挨拶

最後に「これからもよろしく願いします」という意味も込めて、結びの挨拶を書きましょう。

 

◆二人の連絡先

忘れがちですが、二人の連絡先も書いておくとご両親も安心です。

 

 

コロナ禍によって人との繋がりにも大きな変化が起きています。親御さん世代はネット利用含め、慣れない違和感を感じていることも人も多く、ましてや結婚となると親の立場で心配や不安感も増しててくrのではないでしょうか。子供からのちょっとした気遣いがとても嬉しかったり、有難かったりするものだと思います。今日のお話、参考に未来が楽しみになる「顔合わせ」をしてくださいね。



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