オンライン結婚式!お笑い芸人バンビーノ藤田さん なんとリモート参加は400人!

コロナ禍で、「オンライン結婚式=リモート結婚式」を余儀なくされるカップルも多い中、全く新しいスタイルでオンライン結婚式を挙げたのは、お笑い芸人のバンビーノ藤田さん。従来の結婚式と何が違う!?

バンビーノ藤田さんが結婚式を挙げようと思ったのは?

バンビーノ藤田さんは、2015年に大阪出身の一般女性と結婚。3歳と1歳のお子さんがいます。あの「ダンソン」ネタが大ヒット、東京進出で多忙になり結婚式はしていなかったそうです。

きっかけは奥様かおりさんから。「遠くの親族や友人も一緒に楽しめたら・・・。」とオンライン結婚式を計画したとか。(奥様の公式 アメブロ「パパ藤とママ藤と藤ボーイズ」で結婚式の準備から当日のことなど紹介されています。)
「コロナ禍でみんなの疲れた気持ちを少しでも笑いで軽くしたい、家族でそれを発信したい。」その気持ちがはじまりだったようです。その後、結婚費用は、クラウドファンディング『シルクハット』で募り、出資のリターンは芸人さんたちの余興の生中継。資金の使い方についは「結婚式の費用:衣装 / ヘアメイク/スチール撮影/プランニング(配信設備の準備も含む)/事前打ち合わせ諸経費/劇場への寄付。」劇場への寄付は、自粛疲れ明けに必ずエンターテイメントが必要とされ、その劇場存続のため残りの資金を劇場に寄付」されるそうです。

そして2020年6月6日に結婚式の一部がオンラインにてリアルタイムに配信されました。

「結婚式というHAPPYなお祝いを通して、たくさんの人たちに笑顔を届けたい。」芸人さんならではの企画でそれが実現したんですね。ゲストは、家族・友人、芸能著名人や芸人仲間。参加エリアは、大阪はもちろんのこと沖縄や海外のシドニーからもあり総計400名の参加人数になり、ご自身もまさかのゲストの多さとその祝福に、感動でおもわず涙がこぼれたそうです。

その結婚式はどんな進行、内容だったの?

芸人さんからの余興を含め、3時間を超えるものだったそうです。拠点となる二人の場所は東京表参道。自由度の高いウエディングをプランニングする業界で有名な会社がプロデュースしています。

挙式後、お色直しをして、「談笑(披露宴では開宴や歓談とよばれるものを、代えた表現と思われます)」へ。余興は1時間。お色直しやプライベートタイムがはいり、謝辞からエンディングという進行。

司会はエハラマサヒロさん、余興は一夜限りの復活コンビや数々のなじみある芸人さんたちによるもの。披露するネタもメディアで披露する芸ではなく、いわゆる裏メニュー的なもので、自宅から参加、そしてリモートならではの微妙なズレや、オチでフリーズしてしまうなど爆笑ハプニングもあったそうですが、さすが芸人さんたち、すべてを笑いへ・・・!

一部その模様が一般にも公開されていて、その楽しい雰囲気をうかがうことができました。そこには、ひとつの会場に高砂とグループごとのゲストテーブルがあり、その中での会話が中心となる従来の披露宴とは全く違い、同時刻にいろいろな場所から笑いや突込みの場があり、エンターテイメントとも言える新しいウエディングスタイルがありました。

またお二人の装いも、当日のフォトセッションの画像では、フォーマルなドレス&タキシードではなく、個性をいかした気負わないスタイルが印象的。タキシードはカジュアルダウンしたスーツ、ドレスはショート丈でブラックの帽子と合わせブラックカラーのシューズでした。
式ではフォーマルなドレス&タキシード。奥様のお色直しは、ピンクのドレス。AMAZON、ZARA、メルカリで購入し丈を切ってご自身でアレンジしたそうです。

3時間ほどのあとの取材で藤田さんは「協力してくれる方がどんどん増えて、最終的に3時間超の立派な結婚式をオンラインですがさせていただくことができて、感謝しております」
妻・かおりさんは「終わってからLINEに100件くらい、“楽しかったよ”とメッセージが届いていた」とのコメントを残しています。

新しいウエディングのヒントがここに!

従来開催されてきたウエディングにはなかった“全く新しい発想”は、クラウドファンディングの
呼びかけによって、出資金を集め開催したこと。(もちろんゲストの中にはご祝儀を包まれた方もおおくいらっしゃと思います)そのリターンは、藤田さんならではの「芸人さんたちによる普段見られない芸を披露する」「残り資金は劇場へ寄付」。新たな価値を生み出した結婚式だったと言えます。

自身の結婚式に置き換えた時のメリットとデメリット

オンライン・リモート結婚式は、お体の不自由な方や高齢者・妊娠中の方を、安心安全な環境で参加してもらえる。それによってより多くの方々と交流ができることも大きなメリット。

その反面、リモートできる環境下でなかったり、ご高齢の方々にはサポートが必要な場合も。また進行も自宅で飽きずに参加してもらえるような内容にするなどオンラインなられではの要素を取り入れる工夫が必要だと思います。

今、さまざまな会社でオンライ結婚式のサービスを始め、チケット制のような二次会要素を取り入れたものから、ゲストへ食事の配送をし新郎新婦もフルフォーマルな装いで、従来の結婚式に近い内容で執り行われるもの、フォトウエディングとオンライン結婚式が一緒になったものなどいろいろと提案されています。価格もプランもさまざま。新たなウエディングスタイルとして、検討してみたらいかがでしょうか。

次の機会で、招かれる側の視点「ご祝儀」「参加するときの服装」などについて、またお伝えしていきたいと思います!

 

 

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