大人婚は何歳から?衣装やブーケ・ヘアメイク、タキシードなどポイントを紹介

元プランナー直伝

結婚についていろいろな言葉を耳にするようになりました。「授かり婚=赤ちゃんができて結婚すること」とか「家族婚=家族だけで結婚式すること」とか、メディアや結婚運営会社が生み出した言葉です。



大人婚とは何歳から?

 

女性の平均初婚年齢は直近2018年時点で29.4歳だそう。ほぼ30歳という事ですね。晩婚化が進み、昔よりも離婚・再婚もしやすい今の世の中で“大人婚“はスタンダードになりつつあると言っても過言ではないのでしょうか。では一体、何歳からの結婚を大人婚というのか?調べてみると、”30歳以上の結婚“”35歳以上の結婚“の2パターンのどちらかを大人婚と呼んでいる事が多いようです。

“20代のキャピキャピした結婚”ではなく“30代からの落ち着いた結婚”と考えると分かりやすいかもしれませんね。



大人婚のポイント

 

“もう若くないからフリフリはちょっと” “2度目の結婚だから控えめな結婚式にしたい”等、20代とは違うドレスや結婚式への拘りが増える大人婚。そんな大人婚を成功させる為のポイントは“品”があるかどうか。衣装選びや招待状・テーブルコーディネイト等全ての選択で“品”の有無が大人婚の印象を大きく左右します。ご自身の好みや趣味だけではなく、ゲストや会場の雰囲気にも配慮したドレス選びやパーティー作りをしてみて下さいね。

 

大人婚の衣装やブーケ・ヘアメイク オススメは

ウェディングドレス選びのオススメ

♦︎上質な素材を選ぶ

ウェディングドレスに使われる素材(生地)は大きく分けるとシルクポリエステル(化学繊維)の2種類があります。

貸衣裳として何度もレンタルをされているようなウェディングドレスの殆どは耐久性の高いポリエステルで作られている物が殆ど。一方シルクは非常に繊細な素材の為、海外の花嫁はレンタルではなくシルクのウェディングドレスをオーダーで用意します。その為、日本でもインポートと呼ばれるウェディングドレスの中にはレンタルのシルクドレスもあったりします。

シルクの特徴として光沢や軽さ(着心地)の他にも、音の違いがあります。ポリエステルのウェディングドレスは動くとガサガサと布地が擦れる音が大きく”後ろから花嫁が来たな“と分かる程ですが、シルクはそういったことはありません。サラサラと控えめな衣擦れの音色すら美しいのです。このように、誰でも“上質”と分かるのがシルクです。

 

♦︎肌の露出を控え気味に

肌の露出度と上品さは比例するとお考え頂いても良いでしょう。ベアトップでデコルテ・肩・背中が丸出しになるデザインではなく、ロングスリーブ・フレンチスリーブ・オフショルダー・ボートネック等少し肌の露出が抑えられるデザインを選ぶ事で大人エレガントな印象がアップします!

 

♦︎スカートのボリュームを抑えてみる

スカートのボリュームと大人っぽさは密接な関係です。

 

プリンセスライン<スレンダーライン = 可愛らしい<大人っぽい

 

スカートのボリュームがタイトになる程、大人ぽい雰囲気を強調出来るという事です。大人婚ではAライン以下が特にオススメ。

 

とはいえ、この3点を絶対に守らなければいけないという事ではありません。ドレス選びで一番大切な事はご自身が“運命の1着”と思えるくらいにそのドレスを気に入っている事。ポイントを上手く取り入れつつも、まずは運命の1着に出会えますように!



 

ブーケのオススメ

大人の花嫁が持ちたいブーケデザイン3選

♦︎グリーン多め

ナチュラルかつ、スタイリッシュな印象になるグリーンが多めなブーケは大人婚にもピッタリです。

♦︎ロングクラッチブーケ

主にカラーを使う事が多いロングクラッチブーケはシンプルでスッキリした印象が凛とした大人の花嫁姿を際立てます。

♦︎小花系は使わない

小花を多く使うと可愛らしい印象になりがち。逆にある程度の大きさがある花材を使った方が大人ぽい印象になります。

 

ヘアメイクのオススメ

♦︎カールは控えめ

カールが多めのふんわりヘアは可愛い印象になりがち。逆に面を生かしたシンプルヘアは大人かっこいい印象に。

♦︎アップスタイルはシニヨンの位置に注意

アップスタイルは高めのアップよりも下めのアップの方が大人ぽく上品な印象になりやすいです。

♦︎ヘッドドレスはティアラよりヘッドピースがオススメ

プリンセス感が増してしまうティアラは愛らしい印象になりがち。もしティアラを使う場合、夜会巻きなどのシンプルなヘアスタイルに合わせるとクラシカルな大人スタイルに。

♦︎メイクは色使いに注意

ピンクだとキュート・ベージュだと大人等、普段のメイクと同じような考え方。特にアイシャドウはブラウン系が幅広い方に合わせやすくオススメ。

♦︎つけまつげよりマツエク

まつげはエクステやまつげパーマがオススメ。つけまつげはノリ付けした部分が白く目立ったり、涙した際に取れてしまったりと見た目が美しくありません。

 

以上、大人婚花嫁にオススメなポイントを要約してみました。

それぞれの花嫁の顔立ちや肌色・体型や雰囲気等によりさらに、合う合わないの区別は細かく分かれていきます。ですので、ポイントを踏まえつつも柔軟にご自身にとって最適な選択をしながら準備を進めてみて下さいね!



 

大人婚のタキシード オススメデザイン

 

大人婚では新郎のタキシード選びも大切なポイント。個人的見解ですが、なぜか男性は年齢が高くなるほどタキシードへのこだわりが薄くなる傾向がありました。「奥さんに好きなドレスを着せてあげられれば、自分は安くても何でもいいんです」とおっしゃるのです。ですが大人婚スタイルで素敵にキメた花嫁の隣に立つ新郎こそ、どの新郎よりもカッコ良いスタイルで花嫁をエスコートして欲しいのです。ここでは大人の新郎にオススメなデザインとポイントをご紹介。参考になさってみて下さいね!

 

やっぱりシンプル・正統派が一番!”ブラックタイ”

ブラックのセットアップにカマーバンドと蝶ネクタイ。本来は夜の準礼装に当たりますが、日本の結婚式では昼夜問わず一般的に着用されているデザイン。普段スーツで黒のセットアップを着る人は多いかもしれませんが、“カマーバンドに蝶ネクタイ“の普段使いをされる方は少ないはず。特別感を出しつつも凛々しさが際立つオススメのデザインです。

ブルー・ネイビー系は大人婚にもオススメ

ここ数年タキシードで人気を博しているカラーがブルー・ネイビー系。清潔感や品格が漂うブルー系は大人男子にもオススメのカラー。白やシルバーなどの淡めのカラーよりも、濃いめのカラーの方が花嫁のウェディングドレスを引き立てる事も出来ます。

小物類など細部にこだわる

花嫁同様、新郎もタキシードのコーディネイトでは小物使いが大切。Yシャツ・タイ・カフスボタン・チーフ・シューズ等、こだわりポイントが沢山。

例えば、“Yシャツはブロード地・カフスボタンは黒蝶貝やオニキスのもの・チーフはシルク地・ベルトではなくサスペンダーを使用・シューズはエナメルで“等の、正式な着こなしを大人の嗜みとして楽しんでみるのも素敵です。

 

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そして、何よりもご自身の体型にあったサイズの衣装を纏うこと。サイズが合わず“貸衣装感”が出てしまうとカッコ良さも半減してしまいます。特殊な体型の方等はご自身の体型に合わせてオーダーされるのも素敵です!

 

大人の新郎・新婦ならではの素敵な結婚式…是非実現させて下さいね!



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