アウトドアウェディングとは? コロナ禍におけるメリットや予算・服装などを紹介

元プランナー直伝

コロナ禍の影響もあり、場所にとらわれない結婚式ができるようになりました。飛行機内、ヨットの上、キャンプ場などさまざま。今回は“アウトドア”でのウェディングのこと。基本を知ることでベストな選択ができるような情報を元プランナーからお伝えいたします。


アウトドアウェディングとは コロナ禍での結婚式のメリット 雨は大丈夫?

アウトドアウェディングと聞くと、緑に囲まれた大自然の中での結婚式を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?。勿論、キャンプ場や公園などの緑が広がるスポットでの結婚式をアウトドアウェディングど呼びますが、それ以外にもビーチ・河川敷・グラウンド・レストランのガーデンでのウェディングもアウトドアウェディングになります。屋外でのウェディングの総称がアウトドアウェディングと考えても良いのではないでしょうか?

 

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そんなアウトドアウェディングは屋外の開放的な空間で行うので、密閉空間にはならない事からお二人・ゲストそれぞれが密接・密集を作らないようエチケットさえ守ればwithコロナ時代でも安心してゲストが参加できる結婚式として現在注目度が上がってきているウェディングスタイル。

 

そんなアウトドアウェディングの最大の懸念事項が“天候”。雨が降った時に全ての予定が白紙になってしまうのは避けたいですよね。しっかりと雨天時の対策まで準備をしましょう。安心して準備が進められるのはレストランなど屋内施設が隣接しているガーデンや公園など。そのほか、最初から多少の雨風をしのげるようなテント下で食事が出来るような会場設営・会場コーディネートをしておくのも有効な手段です。アウトドアウェディングではそういったリスクもしっかりと把握した上で準備を進めましょう。


アウトドアウェディングの予算はれくらい? 相場や実情を紹介

結婚式場やホテルでの結婚式の場合、ある程度プランが決まっておりその流れに沿って準備を進めていきますし、会場によっては様々な制約があり希望が通らない事もあります。しかし、アウトドアウェディングは結婚式場ではない場所に一から準備を進めていくので結婚式に関するアイテムは全て一からセレクトする事も可能。こだわり度合いにより費用も開きが出てきます。

 

大まかに手配が必要な費用の相場は以下の通りです。

♦︎プランニング・プロデュース費用〜(相場)¥150.000〜¥350.000

アウトドアウェディング専門の会場でない限り会場にプランナーがつきません。会場探しからレンタル品や料理の手配など結婚式準備は意外と時間と手間がかかり、全て自分達でこなすとかなりの労力を使いますし、結婚式の完成度に差が出てしまうこともあります。ですので、アウトドアウェディング専門のプロデュース会社やフリーのウェディングプランナーに依頼する事がお薦めです。

♦︎会場費〜会場によりけり

♦︎お二人の衣装代〜(相場)¥50.000〜¥700.000/お二人分

屋外でのウェディングの場合は破損や汚れの可能性が高まる為、アウトドアウェディングの場合はレンタルでの貸し出しをしないショップも多くあります。その場合は買取に。お召しになる衣装が本格的なウェディングドレスを希望される場合、購入価格は高価になる事も。中にはワンピースなど汚れても気にならないリーズナブルな衣装を用意される方も多くいらっしゃいます。

♦︎ブーケ・会場装花費用〜(相場)¥100.000〜¥200.000 程度

本格的なブーケや会場装花を依頼する場合、お花に関する費用は結構な額になります。

♦︎備品のレンタル料・運搬料 〜レンタル内容により様々

テーブル・椅子・テント・音響関連品・照明関連品など

♦︎料理(ケータリング等)に関する費用 (相場)¥5.000前後〜×人数分+ウェディングケーキ ¥35.000前後

ブッフェやBBQにすると低価格に。コース料理の場合はもう少し予算アップするでしょう。

♦︎司会者〜(相場)¥50,000前後

♦︎カメラマン〜(相場)¥50,000前後

♦︎ヘアメイク〜(相場)¥20,000〜50.000程度

♦︎アテンダー〜(相場)¥20.000前後

♦︎各スタッフの交通費 実費

♦︎ゲストの会場までへの送迎車(会場が公共交通機関から離れている場合)

 

上記のように拘り度合いによって費用の幅が大きく開くのがアウトドアウェディングの特徴です。とはいえアウトドアウェディングの総額の相場は200〜400万と言われておりますので、一般的な結婚式場やホテルウェデングよりも場合によっては予算の節約が出来る場合もありそうです。

 

アウトドアウェディングでD I Yしよう! 招待状・装飾・ケーキを手作り?

DIYは今や当たり前!結婚式に関するアイテムも簡単に手作り出来るキットが販売されていたり、ネット検索で作り方を調べたりと気軽にチャレンジしやすい時代。招待状や会場装飾のアイテムを手作りする人は多いです。

また、手作りまではしたくないけれど“専門業者に頼むようなありきたりなデザインは避けたい“という方は、ハンドメイド雑貨の販売・購入ができるサイトで他にはないお洒落で可愛いアイテムを探すのもお薦めです。

 

ただし、D I Y・手作りで気を付けたいのは“食べ物”です。特にウェディングケーキなどの生物は食中毒などの恐れがありますので自分達だけで手作りをするのはお薦め出来ません。もし自分達も手を加えたいという想いがおありでしたら、プロにオーダーしつつ自分達も“飾り付け等一部の作業を手伝わせてもらう“程度にしておきましょう。


アウトドアウェディングでドレスのお色直しは?カラードレスはいるのか 新郎新婦の服装について

アウトドアウェディングはゲストの方々と距離の近い楽しく自由な時間を過ごしたいと考える方が多いです。

ですので、お色直しはせず1着で通す方も多いです。デザインはアテンダーなしでも1人で動き回れるような身軽でコンパクトなデザインが人気。ウェディングドレス(カラーでもOK)の場合はスレンダーラインやスカートのトレーンが短いもの、ミニ・ミモレ丈などがお薦めです。また、新郎衣装もかっちりしたタキシードよりも、ジャケパンスタイルやジャケットを羽織らずパンツにシャツ(+αサスペンダーやベストなど)リラックス感のある着崩したスタイリングがロケーションに合うでしょう。さらにカジュアル度を高めたい時はゲストも含めドレスコードを作ってしまうのも一手です。

 

 

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アウトドアウェディングでゲストの服装はどうする? ドレスコードがあると便利!

カジュアル要素が多めのアウトドアウェディング。新郎新婦がカジュアルな着こなしを予定しているのであれば、ゲストへの配慮も忘れずに。一般的な結婚式会場とは違い、ゲストもどんな服装で参列すべきか戸惑うはずです。ドレスコードを設定しなかった為に“お二人がカジュアルスタイルなのにゲストがフォーマル衣装で来てしまった“等チグハグな事態を起こさない為にも、是非ドレスコードを考えてみましょう。

 

その際、誰でもトライできそうなドレスコードにする事が大切。“当日はカジュアルな服装でお越しください”というような一文ですと、どこまでがカジュアルになるのかの線引きが難しい場合も。ですので、具体的に“屋外にて緑の中での結婚式となりますので、動きやすく汚れてもO Kな服装でお越し下さい。”・“シューズはヒール靴・革靴などを避けスニーカーなど歩きやすいものをお召し下さい”等と具体的に伝えると良いでしょう。

 

また、ドレスコードを設定する事でお二人とゲスト・会場の統一感が増し一体感のある結婚式になります。 “白トップス”・“デニムアイテム”等、より具体的な色やアイテムを指定してみるのも素敵です!

 

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最大限のお二人らしさを演出する事が出来るアウトドアウェディングで、オリジナリティ溢れる結婚式を実現してみてはいかがでしょうか?



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