リゾート婚 どこまで呼ぶ?誘い方の注意点と招待状や案内状のこと

ゲストの招待

結婚式の求める価値観が変わった今、「本当に来てほしい人たちだけを呼んで、感謝を伝える場」として国内リゾートウェディングは、今まで以上に選ばれるようになってきました。では「本当に来てほしい人たち」って・・・?「呼ぶ人、どこまで呼ぶ?」意外と迷うものです。どんな視点で招待リストをつくるか、招待するにあたっての注意点や、出席が確認できてからの心配りまで、お伝えします。

リゾートウェディング どこまで呼ぶ?「場所選び」と「人選び」どちらを優先?

国内リゾートウェディングは、少人数で大切な人たちとの繋がりを深く感じることができる結婚式。地元の結婚式とは違って、ゲストも貴重な時間や費用を使ってお祝いに来てくれます。とすると「どこまで呼ぶ?誰を呼ぶ?」場所選びと同時に考えなければならない、準備スタートの重要項目ですよね。その考え方としては

場所 優先:二人が結婚式をしたい場所を優先してそこに来てくれそうな人たちを招待    する
人 優先:一緒に過ごしたい人たちが来れそうな場所を選ぶ

まずここから考えたらいかがでしょうか。一緒に過ごしたい人たちが来れそうで、自分達も「いいな」と思えるエリアがだんだん見えてくると思います。



リゾ婚 呼ぶ人

だいたい場所が決まったら、“呼びたい人リスト”も作ってみましょう。
そして選んだ場所によって「旅費」の目安がつきますよね。

費用の観点から「旅費」「ご祝儀」については、招待された側からしたら最も気になる項目です。
実際の声として

「出席できるかどうか打診があったけれど、そのとき旅費の負担について何も話しが出ず、出欠席の回答に困った」
「事前にどこまで負担するか知らせてほしかった」
「全て自己負担で厳しかった」
「ご祝儀をどうすべきか困り、自分の身支度以外にも費用が加算だ」

との声が多数あります。招待に対し快く返事をもらうために
次にすべきことは

◆招待したい人たち一人一人の交通費の相場
◆宿泊日数は何泊あれば列席できるのか
◆1泊いくらぐらいの相場か

これによって、招待一人一人の旅費目安がつきます。そしてふたりは「誰の分」を「どこまで負担するのか」の予算を決めましょう。

またその際、ご祝儀をいただいた場合「受け取るのか」「辞退するのか」も明確にしてリストに書き加えましょう。

それが出来たら、リストの人たちに招待の打診をすることができます。時期は結婚式予定日からさかのぼって3か月~4か月前が望ましいタイミングです。その際はできれば会って、少なくても電話やメールで伝えること。SNSやラインは失礼にあたります。
そして前述のとおり、その時に“旅費負担”についてもお知らせもすることを忘れずに。


また旅費の自己負担が全額だったり、自己負担金額が多い場合は“ご祝儀辞退”についても伝えておきましょう。
ここまで伝えれば、ゲストも費用の目安がつき、列席の有無が快く答えられます。

ゲストの旅費負担をどのくらいするのか予算をたてましょう
予算が決まったら、“呼びたい人リスト”に書き加えましょう
“呼びたい人リスト”の人たちへ連絡を。その時に旅費負担についてもあらかじめお知らせを。ご祝儀辞退の場合もあらかじめお伝えを。
出席の打診連絡は、直接会って、少なくても電話やメールで。SNSはNG!
打診連絡のタイミングは、3か月~4か月前頃に。

★招待の声掛けのタイミングや、その時に伝えるべきことなどは、
「リゾートウェディングって迷惑?ご祝儀やお車代の費用負担はどうする!?」でも
ご紹介しているので参考にしてください。

リゾートウェディングって迷惑?ご祝儀やお車代の費用負担はどうする!?
リゾートウェディングは、地元の結婚式に列席するのとは違って、旅行の手配やその費用・ご祝儀はどうすればいいのか、リゾート婚ならではの疑問や戸惑いも多いのではないでしょうか。招待された側が心のどこかで「迷惑」と思ってしまうような結婚式にならない...



リゾート婚 招待状は必ず出すこと

出席者が決まったら、招待状を送りましょう。遠方から時間をつくって来てくれるゲストに対し、SNSやメールだけでは失礼にあたります。

発送時期の目安は3か月前頃、出席の確認ができてから2週間~遅くても1か月内には送りましょう。

中には、出欠席の打診もメール、その後招待状もなく「本当に招待されているのか不安に思い、会社に休暇届けを出すかどうか困った」「エリアは聞いていたけれど、式場が分からず宿泊先の手配ができず困った」との声も。出欠席の打診も電話か直接会って伝え、招待状を出す。これが基本のマナーです。

出席が確認出来たら、招待状送付が必須。
送付時期は、3か月前が目安。もしくは出席確認できてから2週間~1か月内には送付を。



リゾート婚ならではの案内状を送ることのオススメ

また地元の結婚式とは違うので、事前に伝えておいたほうが良い情報もたくさんあります。
招待状だけでなく案内状も同封する、もしくはメールで事前にお知らせすると、ゲストが安心して結婚式の臨めます。お知らせメールは1か月半前~2か月前までには送りましょう。

ゲストが事前に知りたい情報で一番多かったことは

◆ドレスコード:「どんな服装で行けば良いのか悩みました」

「何を着ていけば良いのか分からず、友だちと何度もやりとりをして手間がかかった」
「通常の結婚式と同様、礼服で言ったら浮いてしまった」

という声がたくさん。

特に“軽装”“カジュアル”などでは、判断がしにくいようです。案内状に、参考画像など貼り付けてあると分かりやすいですよね。あるいは

女性の場合:ワンピースにサンダルのような装いで」とか「涼しい場合があるので羽織るものがあると良いです」など。
男性の場合:「襟付きのコットンシャツのようなものとスラックス、シューズはスニーカーなどでなければ大丈夫です」など。

具体的に知らせてあげてください。当日、服装が他のゲストと違うととても居心地が悪いものです。そんな思いをしないように気を配りましょうね。

◆当日のスケジュール 「短い滞在だったので、結婚式の終わりの時間が知りたかった」

滞在が短いゲストは結婚式の前後でお土産を買ったり、観光をしたりと目安を立てたいはず。
何時に会場に来てもらい、おひらきは何時になるのか、全体のスケジュールをあらかじめ知らせておきましょう。

もし事前に宿泊先が分かり、徒歩圏内でない場合、送迎バスなどがあるのかなど知らせてあげると親切です。

◆着替える場所 :「空き時間観光してから結婚式へ。着替える場所がなかったのでトイレで着替えをした」

こちらもゲストの立場にたってみたら必要な項目ですよね。あらかじめお知らせしておいてあげましょう。

現地の気候や観光情報など

こちらの情報は、ネットなどでも簡単に調べることができますが、ゲストに考えさせる時間や労力を省かせ、招待する側の気配りを感じると共に、滞在が楽しみになる要素です。

結婚式の担当プランナーさんに現地の素敵な雑貨屋さんやカフェ、ちょっとした時間で楽しめる場所などを聞いて、盛り込んだらいかがでしょうか。そういった情報はネットであれこれ調べるより先にプランナーさんに聞いた方が、手っ取り早く確かな場合も多いですよ。


まとめ

リゾートウェディングは、招待するところから地元の結婚式とは異なります。それはだた「お付き合いの深く一緒に時間を過ごしたい」ということだけでなく「ゲストが負担する費用のこと」も現実問題としてとても重要。

「旅費」のこと、「ご祝儀」のこと、場合によっては参列するための「装い」にも費用がかかったいます。それに対し、見合ったお返しを「旅費負担」や「お食事会」「引き出物」などの礼を尽くし、「いってよかった」とその後のお付き合いもより良いものになっていく、そんな結婚式を目指し下さいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました