リゾート地だから旅行がてら来てほしい、滞在も一緒に楽しみたい、あえて親族だけでこじんまりとしたい、二人だけで旅行を兼ねて気軽に挙式してきたい・・・など少人数ながらもリゾート婚のスタイルさまざま。
それぞれに合った楽しみ方を提案いたします。
リゾ婚 2人だけの結婚式の場合
リゾート婚で二人だけの場合、圧倒的に人気のエリアは沖縄。リゾートの代表的なイメージと言える青い海で“ビーチフォト”が叶うこと、それが大きな理由です。
今はフォトウェディングと言って結婚式をしない代わりに、ドレスやタキシードを着て撮影する“フォトウェディング”というプランがあり、旅行を兼ねてフォトウェディグを選ぶカップルも多数。衣装や撮影カット数にもよりますが、費用は10万~20万円ほど。ゲストとの時間を気にせず、たっぷりと好みの場所でお気に入りのカメラマンに撮影してもらうフォト重視派にはピッタリです。
もちろん沖縄に限らず2人だけのリゾート婚は、自分たちのペースで「挙式&フォト」あるいは「式の代わりのフォトのみ」と組み立てられることが魅力。反面、親・兄弟姉妹などの家族からは「結婚式ぐらいはしてほしかった。参列したかった。」という本音を時折、耳にします。結婚式は家族へ感謝を伝える大切な場ともいえるので、家族にも事前に相談することをお勧めします。
【リゾート婚 2人だけの場合】
リゾート婚 家族や親族だけの場合
家族だけを招待する場合、「両家両親・兄弟姉妹・付き合いの深い親族(兄弟姉妹の配偶者など)」といった10名前後。
友人などゲストがいる場合、滞在中その方々へのケアも必要になってくるので一緒に過ごす時間が分散されますが、家族だけの場合は家族と過ごす時間もおのずと多くなってきますよね。
両家の親密度や家族構成にもよりますが、相手の家族を心配するがあまり、どちらか一方に手厚くなってしまったり、また何かしらの事情で、お父様だけ、あるいはお母様だけの列席で兄弟姉妹も少ない場合は寂しい思いをしないように、特に注意が必要です。
前日に現地入りの場合はその日の食事、挙式当日、食事会が昼だった場合夕食は軽く一緒に済ますなど、滞在中の過ごし方をだいたい決めておくと安心です。
また、両親から後で「ビーチなどの撮影ばかりに時間を使って、当日に一緒にいる時間かあまりなくてとても残念だった」という感想を聞き、プランナー時代に「はっ」としたこともありました。
逆に帰ってきてすぐに親御さんから連絡をいただき「滞在中に相手の家族とも仲良くなれて帰ってきてから遊びに行く計画をしてるんですよ」というお声も聞いたこともあります。
リゾ婚 親族と友人 が列席の場合
家族だけでなく「付き合いのある親族・親しい友人」と招待の範囲が広がった場合、遠方から来てくれるゲストには“おもてなし”も重要です。
挙式後の食事会は地元の食材を生かしたメニューや、地元の名産品を引き出物として用意をしたり、リゾートらしさを演出して「来てよかった」と思ってもらえるような工夫をしましょう。
せっかく遠方までお祝いに行ったのに「軽食だけだった」「引き菓子だけで引き出物がなかった」と「予算抑え目?」と思わせるような内容でがっかりしたという実例も聞きます。
スケジュールが合うなら滞在中に“体験ツアー”に招待するなども喜ばれますよ。
ゲストの交通費の負担を実費なのか、ご祝儀をいただいているのかなど、「かけてもらっている費用」に見合ったもてなしを用意しましょう。
リゾート婚に列席がいる場合に新郎新婦がすべきこと
リゾート婚は国内と違って、少人数で大切な人たちを過ごせる濃い時間があります。運営会社にすっかり任せるというより、遠くから貴重な時間と費用を使って来てくれたことを念頭に、二人がホスト役になったつもりで、ゲストをもてなしましょう。
もてなしのアイデアは、各リゾート地ならではの滞在&結婚式を担当プランナーさんが、先輩カップルの実例アイデアをたくさん知っています。アイデアを是非お借りしてみましょう。
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