「セルフ前撮り」って知っていますか?いわゆる結婚式の「前撮り」を自分たちで撮ってもしまうこと。今は、スマホなどで手軽にクオリティの高い撮影を楽しめる時代ですものね。
そこにはプロのカメラマンとは違った撮影の視点や楽しみ方があるようです。今回は「セルフ前撮り」のこと、オリジナルウエディングの元プランナーがロケーション選びや準備こと、お伝えします。
結婚は一生に一度の特別な時。たくさんの写真で思い出を残したいという考えから、多くのカップルが結婚式当日だけでなく前撮りもするそうです。
でも前撮りって思った以上に費用がかかって予算オーバーなんてことも。「だったら自分達で撮影ですればいいんじゃない?」と「セルフ前撮り」をする方が増えているようです。
写真が大好きなふたりだったらとっても楽しんで撮影できます
今日はそんな「セルフ前撮り」について紹介していきたいと思います。
セルフ前撮りって知っている?
結婚式当日は、決まったスケジュールの中で意外とあわただしく撮影が進みます。そのため限られた時間のなかで撮影が進みます。
そこで、結婚式の前、別の日に、撮影だけに専念するのが「前撮り」。
前撮りは、写真を撮ることだけに集中できるので、希望にそったショットを残すことができます。
しかし、プロに前撮りをお願いすると、どうしても思ったより予算がかかってしまいます。
そこで最近流行っているのが、自分たちで前撮りをする『セルフ前撮り』です。
セルフ前撮りの一番のメリットは、やはり予算が抑えられるというこ。
プロに前撮りを頼むと、10万円以上かかってしまうことがほとんどですが、セルフ前撮りならその費用を抑えることができます。
自分たちで用意しなければいけないものもありますが、プロに頼むより大幅に費用を抑えることができます。
そしてセルフ前撮りなら、自分たちで納得いく写真を何度でも撮り直しできます。
また、プロとは違った視点で、自分たちの思いのまま撮影ができたら、お気に入りの写真を結婚式当日のウエルカムボードに使ったり、ウエルカムスペースに飾ったり・・・と、よりふたりらしさをゲストの方々に感じてもらえるのではないでしょうか。
セルフ前撮りのおすすめスポット、公園や海それとも思い出の場所?
セルフ前撮りは、自分たちの好きな場所・思い出の場所で自由に撮影ができます。
撮影にお勧めなスポットは
◆公園
自宅の周辺に自然豊かな公園がある場合は、公園での撮影もお勧めです。
自然の中での写真は表情もリラックスした感じになりますし、季節の良い時は木々の緑や花々の彩で素敵な仕上がりになります。
◆ビーチ
ビーチは、青い海と砂浜があり、それだけで素敵なロケーション撮影になります。
天気のいい青空の日だと、さらにきれいな写真が撮れそう。
砂浜に二人でメッセージを書いて撮影するのもお勧めです。
◆二人の出会いの場所
学校の同級生だったり、会社の同僚だったり、二人の出会いの場所は色々かと思います。
そんな二人が出会った場所で撮影したら、撮影中も思い出話等で二人の仲もさらに深まって素敵な思い出になるのではないでしょうか。
◆デートスポット
デートスポットで撮影すれば、撮影中もデート気分を味わえて、楽しく思い出に残る写真が撮れますね。
◆季節に合わせた場所
春だったら桜並木や桜の木の下、夏はひまわり畑、秋は紅葉をバックに、冬は雪景色の中で、など季節に合わせた場所で撮影するのも
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※場所を選ぶときに注意すること
お勧めの撮影スポットを紹介してきましたが、場所を選ぶときに注意することがあります。
場所によっては撮影が禁止されているところや、公道や公共の場所等、事前に許可を取っておかなければならない場所もあります。
どこで撮影するにしても、事前に電話などで確認しておくと安心です。
持ち込みたいものがある場合も、事前に確認しておくと良いでしょう。
せっかくの前撮りなので、確認等の事前準備も大切です。
しっかり確認をとって、素敵な場所で思い出の写真を撮りましょう。
セルフ前撮り 失敗しないコツは?
①SNSで参考カットを集めてみる
今はSNSでもみんなとってもおしゃれに上手に画像をシェアしてますよね。それを参考に、
自撮りできそうなカットを集めてみましょう。
②事前に「ロケハン」をしてみよう
撮影前までに撮影スポットを探し、アングルの決めたりしておくことをロケハンと言いますが、初めていく場所だと“良い場所探し”に時間がかかってしまうなんてこともあります。デートがてら事前に「ここで撮ろうか!」なんて場所の目星をつけておくと当日焦らずに撮影に臨めます。
セルフ前撮りはドレスかワンピース? コーディネイトや着替え、ヘアメイクはどうするの?
セルフ前撮りでもう一つ気になるのが、ヘアメイクや着替えなどの衣装ですよね。
ここでは、ヘアメイクや衣装選び等についてお話したいと思います。
◆衣装について
セルフ前撮りでは、自分たちで準備して撮影するので、本格的なウェディングドレスだと、自分で着替えるのが難しかったり、撮影場所までいって着替えるのが難しかったりします。
自宅からそのまま着て行けたり、自分でも着替えできるような、少しカジュアルなドレスにしたり、ワンピースにする人が多いようです。
彼ももちろん彼女に合わせカジュアルダウンしたラフな衣裳に。コットンパンツに蝶タイ、シャツをギンガムチェックにしたり、コーディネイトを考えるのも楽しみのひとつです。
また、白いドレスやワンピースにこだわらず、二人お揃いのリンクコーデで撮影したり、二人らしさを出した衣装にするのも個性があって素敵です。
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◆ヘアメイク
本格的なプロの前撮りより、カジュアルな感じの衣装にするので、ヘアメイクも自分でするという人が多いようです。
どうしても不器用で自分でできないという人は、美容院でヘアセットやメイクをしてもらうこともできるので、それも良いかもしれません。あらかじめ「こんな風にしたい」などイメージするヘアスタイルなどあったら、用意しておくと良いですね。
セルフ前撮り、必要アイテム何をそろえておくべきか
セルフ前撮りの場所と衣装のお話をしてきましたが、最後に、セルフ前撮りする際に準備する必要なものと、撮影でオリジナルの写真を撮るときに使えるアイテムをいくつか紹介したいと思います。
【必ず用意したいもの】
◆衣装
先ほどご紹介したようにセルフ前撮りには衣装の決まりはないので、二人が撮りたい雰囲気に合わせた衣装を用意しましょう。
◆カメラ、三脚
必ず必要なのが、カメラです。
最近のスマートフォンのカメラは性能も非常に高く、スマートフォンとスイッチで撮影してハイクオリティの撮影も可能です。
それでも、デジタルカメラ、特に一眼レフなどの本格的なカメラには劣ることが多く、やはり本格的なものがあるとよりベターでしょう。
◆演出小物
プロに前撮りを頼むと、スタジオには演出用のかわいい小物がそろっています。
セルフ前撮りでも、事前に撮影用のかわいいアイテムを用意しておくと、特別な写真が撮れるので、用意しておくと良いでしょう。
【お勧めの撮影で使えるアイテム】
◆ブーケ
どんな衣装で撮影するにしても、ブーケがあるだけで、一気にウェディングの雰囲気が出ます。
また、キスをしている口元をブーケで隠して撮影してみたり、新郎が新婦にブーケを渡すシーンを再現してみたり、使い方も色々なので、衣装や場所に合わせて、ブーケを用意しておくのがおすすめです。
◆フォトフレーム
個人的なおすすめなのですが、フォトフレームを手前に置いて、その中に二人が入るように離れて撮影するのもかわいくてお勧めです。
私もフォトフレームを使った写真を撮ったのですが、フォトフレームの周りにお花を飾ったり華やかにして撮影したら、思った以上にかわいくなって大満足でした。
◆フォトプロップス
定番ですが、二人のオリジナルのフォトプロップスを作っておくと、楽しい写真が撮れます。
セルフ前撮り 撮影準備の段取りとまとめ
いかがでしたか?セルフ前撮りのイメージは沸いてきましたでしょうか。
最後に段取りをまとめてみました。
①撮影場所を決める
②カメラ道具(カメラ)を用意
②何を着て撮影するか、ヘアメイクをどうするかなど決める
②自撮りできそうな参考カットをSNSなどで集めてみる
③ロケハンしてみる
④撮影に必要な小物を用意
(⑤雨天の場合の振り替えに日程も決めておく)
是非 プロに頼む前撮りではできない、オリジナリティあふれる写真をセルフ前撮りで撮ってみくださいね。
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