新郎もヘアセットやヘアメイクは必要! ”セルフorプロに頼む”どうする?

ウェディングフォト

さて、当日新郎は、美しい立ち姿の新婦をエスコートする役割とともに、自身では見ることが無い後姿や横から撮影されます。

新婦のスタイリングだけでなく、新郎のスタイリングも数多く行ってきた元衣裳プランナーから、

新郎のヘアメイクについて、分かりやすく解説します。



 

新郎のヘアセットはセルフ?プロに頼む?

花嫁はヘアセット・ヘアメイクが必須で式場のプラン等にヘアメイク代が含まれている事が殆どですが、新郎はどうしているのでしょうか?

新郎のヘアメイク・ヘアセットは大概式場のプランには含まれておらず希望者はオプションで追加する事になります。セルフでセットされる方とプロに頼む方の割合は五分五分。

ここではプロに頼む場合の疑問にお答え致します。

 

♦︎どこに頼む?

式場専属のヘアメイクさん・式場専属外のヘアメイクさん・行きつけの美容室など。

注意事項:式場専属のヘアメイクさん以外へ依頼される場合、お支度部屋を使わせて貰えない事があります。そのような場合は依頼した先でお支度をして貰う事に。移動時間等をしっかりと考慮しスケジュール組みをして下さいね。

♦︎予算

大体5.000円前後(式場専属以外のヘアメイクさんや美容師さんを式場のお支度部屋へ呼んでセットをして貰う場合は別途交通費がプラスになる事もあります。)

♦︎プロに頼む利点

普段自分では出来ない手の込んだスタイリングをして貰える。
キープ力のあるセットをしてくれる。
式場専属のヘアメイクで依頼された場合、写真撮影時等でも新郎のヘアの事も気にかけて貰える。

♦︎注意点

新郎のヘアセットは基本的にリハーサルなし。ぶっつけ本番が殆どです。希望のスタイリング等がある場合はイメージ画像等を用意しセットを始める前に好みを伝える事も一手。

また、事前に行きつけの美容室等でヘアカットを済ませスタイリングがしやすいように整えておく事も重要です。

普段からヘアセットをされていて手慣れている新郎の中には“自分でやった方がしっくりくる”と仰る方もいます。しかし、プロにヘアセットを頼む事はまたとない機会です。”特別な日だしやって貰おう”と記念にプロへ頼む事も素敵です!

 


新郎のヘアセットはセルフで 自分でセットする際の注意事項は

ヘアセットに慣れている新郎は大きな心配はないと思いますが、そうではない新郎が当日セルフでヘアセットをする場合は事前準備をしておくと安心です。当日失敗しない為にも以下を参考になさってみて下さい。

結婚式前のヘアカットは1週間程前に

美容室に行くと新しいヘアスタイルが馴染んでくるのに少し時間がかかるもの。あまりにも直前にカットしてしまうとご自身の思っているセットがしにくくなる可能性もあります。

美容室へ行く際には念の為、結婚式の日程を伝え当日ベストな状態に持っていけるようカットして貰いましょう。

また、美容室を訪れた際はカット後ヘアセットをして貰う際に方法やコツ・スタイリング剤を聞きご自身でも真似できるようにしておくと良いです。

セットの仕上がりを写真に納めて当日は写真を確認しながらスタイリングをするのも良いでしょう。

 

ヘアセットをし慣れていない・普段と違うスタイリングを予定している場合は一度ご自分でリハーサルを!

ぶっつけ本番で失敗するとスタイリング剤を洗い流す事も難しく、満足いく仕上がりにやり直す事は難しいです。しっかりとご自身で練習しておく事が大切!

 

普段以上にしっかりとホールド

結婚式中は主役のお二人に常にスポットライトが当たり、着なれない衣装や緊張で想像以上に汗をかきやすいもの。汗をかきやすい=汗でヘアスタイルが崩れやすいという事です。

最初はバッチリヘアだったのに終盤ではペタンコヘアに…と、残念な事にならない為にもスプレーやジェルなどを使いしっかりとホールドする事をお薦め致します。

 


新郎のヘアセット 人気の髪型3パターンとメガネはどうする?

ここでは新郎の人気ヘアスタイルをご紹介。お召しになる衣装とのバランスを考えながら参考になさってみて下さいね。

 

横分け(7:3)…和装やブラック・タイなどクラシカルなスタイルをより惹き立てます

 

 

パーマ…カジュアルにもフォーマルにも合う洗練スタイル

 

オールバック…比較的どなたでもトライしやすいスタイル。爽やか系。

 

メガネの着用について考えてみて

普段通りのイメージを希望・コンタクトに慣れていない等の場合は勿論メガネがお薦めですし、伊達メガネをタキシードのコーディネイトの一部としてパーティ等で取り入れるのもアリです。

しかし、メガネかコンタクトかで悩まれている方はコンタクトにされるのも一手。

というのも、メガネの場合ライトの反射や周りの背景の写り込み等がありショットによってはご自身の表情をはっきりと写しきれない事も稀にあります。コンタクトの方がより一層ご自身の表情を際立ててくれるかも知れないという事です。

もし当日コンタクトにされる場合は、衣装合わせ時もコンタクトで行き当日と同じ見た目でタキシードのセレクトをしてきて下さいね!




 

新郎にヘアメイクは必要?

実際に結婚式でヘアメイクをされる新郎は多くて2割程度というのが現場にいた時の肌感覚。女性と違い男性は普段からメイクをしないのでメイク自体に抵抗があるという声をよく聞きます。

しかし、実は新郎がヘアメイクをする事で下記のような利点も沢山。

♦肌荒れやニキビ等を隠しお肌を綺麗に見せる事が可能〜お酒が入ると顔が赤くなりやすい方などにも◎
♦︎髭が濃い人は青髭をカバー出来る
♦︎眉が薄い・まろ眉などのお悩みが解消

総じて写真うつりが格段に変わります

では実際にヘアメイクをしてもらう場合、具体的にどんな事をして貰うのでしょうか?大体の流れは以下の通りです。

 

化粧水や乳液等で肌を整える

ファンデーションやコンシーラー・フェイスパウダーで肌ムラを整える

眉やリップなどのポイントメイク(ナチュラル)

 

ヘアセット同様のヘアメイクさんに依頼されると良いでしょう。

価格は大体5.000円前後の場合が多いです。

最後にヘアメイクを依頼される場合の注意事項をご紹介。

1、 ヘアセット同様リハーサルがない

当日ぶっつけ本番になりますので、要望がある際はメイクスタート前にしっかりと伝えましょう。(どうしても不安な場合、別途リハーサルを希望する事も可能です。)

また、仕上がりを確認し気になる部分がある時には遠慮せずに修正して貰う事。大切な結婚式ですので不満は解消して貰いましょう!

 

2、 フォトウェディングや前撮り時のヘアメイク予約を忘れがち

前撮りやフォトは大体半日かかります。

過去には”フォトウェディング時に終盤に撮影した分の全ての写真で青髭が目立つ状態になっていた”という新郎も…

写真は後に残り続けるアイテムですので忘れずに当日・フォト日の両日で予約をされる事をお薦め致します。




 

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