今回はこの間の「子供が結婚するとなった親の悩み」目線に引き続き「子供の結婚が決まり親戚への報告はどうしたらいいのか」編です。私の甥っ子結婚については、姉とはちょくちょく会うので“会ったついで”に聞きましたが、私の義理の娘(旦那の連れ子)のケースも交え、お伝えしたいなあと思います。参考にしてくださいね。
親戚への結婚報告は親からまずは連絡を
結婚が決まると、本人から家族へ、その後は親戚や会社関係・友人やその他にもお世話になった人たちなど、報告先はいろいろあります。会社関係や友人たちは基本的に本人からするものですが、親戚に関しては親との交流のほうが深いため、「親」からすることのほうが一般的です。
結婚は、ふたりだけのことではなく家同士、親戚付き合いは「家」同士のつながりのことでもありますからね。
まずは、親から電話などで連絡し、子供のころから可愛がってもらっていた親戚・今も子供とも交流がある親戚には、その後本人からも連絡すると礼儀にかなっていますし、喜ばれますよ。
親世代は、メールやラインで報告ということは、あまり考えられないと思いますが、まずは電話、その後場合によっては、挨拶へ伺うという方法が丁寧な印象を与えてよいでしょう。
結婚報告 親戚にはいつ連絡?結婚式をする場合
まず、結婚式場を確定するために、招待人数の目安が必要です。このときに親戚の出席人数の目安を立ていなければなりません。招待したい親戚には、両家顔合わせ後、子供の結婚の報告と共に「結婚式を予定していること・その時期はいつ頃なのか」伝え、出席の打診をし、出席の場合は結婚式の日時が決まったら正式に招待状を送ることも伝えておきましょう。
また出席してもらえる場合、その後に子供からも電話で挨拶したほうが、丁寧ですね。
親戚同士の付きいのなかで、過去に結婚式に出席していたり、慣例がある場合もあるので、親戚関係は親主体で動くことになると思いますが、親が先走り、本人たちは結婚式の招待人数のイメージと親の招待したい親戚の人数にひらきがあると、後でもめる原因になります。子供とすり合わせをちゃんとしてから、親戚への出席打診を進めることを忘れずに。
結婚式招待人数に関しては、子供と相談してから、親戚への連絡を。
結婚報告 親戚へいつ報告?結婚式をしない場合
結婚式をしない場合は、「いつまでに」という時期の決まりなどはありませんが、「両家顔合わせが終ったころ=両家で結婚の同意が得れた」頃が良いタイミングです。前述のとおり結婚は「家同士」のこと、つまり親戚にも関わるという考え方もあります。親戚同士の考え方や地域の文化にもよると思いますが、あまり報告が遅いとその考えを軽んじていると、感じられる場合もあるからです。
そこまで親戚のつながりを深くこだわらない場合は「入籍後」でも良いかもしれませんね。自身の親戚間の慣わしにのっとって、連絡のタイミングを決めましょう。
まずは電話で報告、近くに住んでいて交流が深かったり、おじい様やおばあ様などご高齢にあたる親戚の方々には、その後に挨拶に伺った方が良い場合もあります。その時は手土産を用意しましょう。手土産はお菓子やお茶、お茶の場合ですが緑茶は弔事をイメージさせる場合もあるので紅茶が望ましく、他にはタオルなど。金額はお付き合いのほどにもよりますが2,000円~3,000円くらいを目安としましょう。
しかしながら、先方が“結婚のお祝い金”を用意した方がいいのか“食事のもてなし”などかえって気を使ってしまう懸念もあります。伺った方がいいかどうかの判断のポイントは「住まいの関係などで(近所に住む等)今後顔合わせることが多い」など“今後の付き合いがあるかどうかによります。
また遠方や日頃からの付き合いがあまりない親族には電話での報告でもよいでしょう。関係の薄い親戚の場合は結婚後に年賀状などを兼ねてハガキで報告するという方法もあります。
まとめ
私の義理の娘の場合は、親戚には年の近い従兄弟・従姉妹もいて、子供のころから交流もあるので、親である私の旦那からまずは親戚に電話連絡し、その後本人から結婚式に来てもらえるかの打診もかねて電話をするという、カジュアルな形でした。(親戚は遠方に住んでいます。)
今回の解説を参考に、ご自身の親戚付き合いに当てはめて、相応しい方法で大切な子供の結婚報告を進めてみてくださいね。
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