結婚式の前撮りや式をしないで撮影だけ・・・さまざまなスタイルで結婚式を楽しみながら記録に残す時代になりました。外で撮影したり、カメラマンの指名をしたり、プランもさまざま!
しかし選び方を間違えると「結局予算をオーバーした」「撮影クオリティが悪くて撮り直ししたい」なんて声も少なくありません。
大切な1日が後悔に変わらないよう「失敗しない・後悔しない」ためのプラン選び方や確認すべきことなど、お伝えします。
フォトウェディング「失敗談・後悔」先輩カップルに聞くその理由は?
先輩カップルたちの失敗談や後悔・・・知っておくとが回避につながります。まずは上位3つをご紹介しておきますね。
1)予算のオーバー
2)撮影のクオリティが悪かった(上手い下手)
3)ヘアメイクが気に入らなかった
では「どうすれば良かったの?」
後悔をしないための大切な確認ポイントや準備、仕組みや裏事情を含め、このあとお伝えしていきます。
フォトウェディングの費用、予算オーバーにならないために確認するべき3つのこと
フォトプランは各社競って、さまざまなパッケージを作って販売しています。
当然のことながら安いプランの販売側の戦略は「安く見せて集客し、後で単価を上げていく」なのです。
大切なのはそのプラン内容の見極め方。次の3つの視点で確認しましょう。
①何が入っていて何が入っていないのかを見定める
②必ず追加しなければならないもがあるかどうか
③自分たちの希望を叶えるために追加必要なものは何か
です。
では何がは入っていればベーシックな撮影は叶うのか、
「衣装着て、支度して、どこかで、撮影して、その撮影データーを納品します」
■衣装:新郎新婦の衣装レンタル(ドレス&タキシード)&衣装小物一式(シューズなど)
■支度:着付け&ヘアメイク
■どこで:撮影場所
■撮影:何カット撮影
■撮影データー:何カット納品
以上のアイテムが入っていれば一応フォトウエディングは叶います。プランい何が入っているか確認できたら、次は項目ごとに確認していきましょう。
フォトウェディング 予算オーバーになるのなぜ?徹底解説 ~衣装について~
まずは衣裳。確認すべきところは
■「何着から選べるのか」と「デザイン」。
安いプランの場合は、“5型から選べます”というように型数が限られているので、差額を出してグレードアップすれば選べる型数が増え、おのずとデザインバリエーションも増えるという仕組みです。
また増えても、場合のよってはデザインタイプに偏りがある、
例えば「可愛い系」ばかりで好みのものが無いという場合も考えられるのです。
これはドレスだけに限りません。タキシードも同様な視点で考え、実際のレンタル衣装を画像でも
いいので見ておきましょう。
なかには“何百型から選べる”とうたっている会社もありますが、いわゆる“型落ち”も多く含まている場合もあるので、単純に数で判断してはいけません。必ず好みのデザインがあるかどうかの確認を。
そして、もし衣装が気に入らなかった場合は、持ち込みできるかどうか、また持ち込み料がかかるかどうかも念のため確認しておきましょう。
型数が少なくても、自身の好みがあればもともとのプランのままで良いし、プラン内の撮影内容が気に入っていて予算があればグレードアップしたり、お気に入りのドレスを持ちこみしたり・・・という選択になりますね。
■「衣裳小物一式」何が含まれているのか。
意外と追加になりそうな項目なんです。
シューズやインナー、アクセサリーやブーケなど、どこからどこまでが含まれているのか確認してください。
撮影場所がチャペルだったりするとイメージに合わせてベールやティアラを身につけたい、
ガーデン撮影希望だから流行のヴィンテージ風のブーケを持ちたいとなど、
希望がある場合は追加になることが多い項目です。
基本的にはシューズや、パニエなどは(ドレスをふんわりさせるために下にはくチュールのような
もの)は基本セットに入ってますが、インナーは下着なので購入が必要な場合もあり、また前述の
とおりアクセサリーレンタルは別途料金がかかるケースもあります。
インナーはドレスのラインに合っていないと、動いたときに見えてしまったり、胸元のラインが
美しく整わなかったりするので、レンタルしてくれるのかなど、きっちり確認を。
アクセサリーやブーケは、耳元だけ華やかにしたり、スラングタイプのブーケにしたりするのが流行ですが、卒花さんたちはネットを駆使して手頃なものを購入している場合も多いようです。
撮影場所によって衣裳のスタイリングが変わってきますので、どんな場所でどんな雰囲気で撮影したいのか固めてからプランを選ばないと、あとで思いのほか、予算がオーバーになってしまいます。
予算オーバー?フォトウェディングの確認ポイント ~お支度~
「着付け&ヘアメイク」は、パッケージプランに入っているのが一般的です。
ここで注意すべきポイントは、アテンド。
スタジオ撮影のときは、前髪を整えてくれたり自身が気が付かない乱れを整えてくれる役割、
外での撮影の場合、移動のときにドレスの裾をもってくれたり、
動きや天候によって乱れたヘアメイクを手直ししてくれたりする役割なのでアテンドは必須です。
そういった役割のスタッフがいるかどうか明記されていない場合は必ず確認をしてください。
プランの中に入っていない場合はオプションで追加できるかどうか聞いておきましょう。
フォトウェディングの予算オーバーポイント ~撮影~
次は撮影についての確認ポイント。
場所によってプラン料は大きく異なってきます。
1)スタジオ撮影(フォト専門会社や式場でフォトスタジオを持っている場合):移動が少ないので格安プランの多くはスタジオ撮影です。
2)併設チャペルや式場内のフォトジェニックな場所(大きな式場の場合):施設使用料があらかじめプランに含まれてます。
3)記念館やガーデンなど近隣の公共施設:施設使用料や撮影申請料、カメラマンやアテンドの出張料などがかかる場合が多いので確認を
忘れずに。細かいことですがここも予算がオーバーするポイントになります。
■撮影料と撮影カット数について。
撮影数と納品データー数について、これも重要チェックポイントです。
「納品データー150カット」は撮影を150カット確約し、それをそのまま納品しますということ。
格安プランだと「納品データー3カット」ということもあります。これは実際には撮影カット数はもっとありますが、
納品はそのうちの「3カット」だけという意味です。
こんな例もあります。
「プランに含まれる撮影場所3か所 /撮影カット数/150カット/納品カット数150カット」
3か所に場所に対し150カットは以外と少ない場合もあり、結局250カットへグレードアップしたというケースも多くあるようです。
同じく「撮影場所は3か所」で納品データーは「3カット」。
つまり1か所で1カットの納品。実際にはもっと多くの撮影を行います。1か所でパチリと1枚撮影というわけがありません。
そうするとその撮影分が欲しいので、納品カット数をグレードアップ=料金アップにつながります。
また土日祝日の撮影にすると平日より数万円アップすることも多いのですよ。
最も重要「撮影クオリティ」で後悔しないために注意すべきことは?
撮影のためのフォトウェディングなのに、「失敗、後悔」あってはなりませんが、SNSなどでも卒花さんたちがこのテーマを多く挙げています。
■撮影のクオリティについて
安いプランだったり、繁忙期(いわゆるブライダルシーズン)は、アルバイトカメラマンだったりしてクオリティがかなり低い場合があります。
ではカメラマンのクオリティはどんな風にチェックしたらよいのか、以下を参考にしてください。
まずフォト会社で実際結婚式をしたカップルの撮影カットを見せてもらいましょう。
いろいろなカメラマンが撮影した良いカットだけを取り出してまとめたものではなく、またスタジオや前撮りではなく、
一人のカメラマンが新郎新婦の1日を追って撮影しているようなものがBESTです。
今はデジタル撮影なので、カメラマンが色調整したりしますので、色味の出し方や撮り方のアングル(構図)などが、
自身の好きなテイスト・センスかどうかが見るポイント。
またインスタでは、よりすぐりのカットだけ取り出してUPしますが、一連の流れの分かる作品集だと、指輪のカットやブーケなど
カメラマンの個性が意外と表れているものです。
もし気に入ったカットがあったら携帯で画像を撮り控えておくこと、また気にいったカメラマンの名前も控えておき、
指名ができるかどうか確認。あとでインスタチェックもしてみましょう。腕のあるカメラマンはインスタアカウントを必ず持っています。
もし指名ができなかったとしても、気に入ったことを担当者に伝えておくと良いと思います。
そういったこだわりカスタマーの特記事項は、担当者が撮影手配のときに手配先に伝えてくれる可能性があります。
そうすると、同じカメラマンとまではいかなくても、そのテイストが得意なカメラマンをアサインしてくれる可能性もゼロではありません。
■リクエストシート(指示書)について
クエストシートは、希望を叶える手段としてかなり有効ですが、デメリットとメリットがあります。
もしSNSなどで見た「こんなカットは絶対撮ってほしい!!」というものがあったらフォト会社に次のことを聞いてみましょう。
①リクエストシートは受けてもらえるかどうか。受けてもらえる場合、何カットくらいまでだったら良いのか。
②いつまでにリクエストシートを出せばいいのか。カメラマンに事前に確認してもらえるのかどうか。
そしてその回答について、いくつかのパターンに分けられるので解説することにいたします。
~「何枚でもOK」と快く引き受けてくれた場合について~
SNSなどで見た「欲しい!」というカットが何十枚もあり、それを撮影会社に渡したら「助かります!」と快く受け取ってくれた、
カメラマンが喜んで引き受けてくれ、当日それをもとに1枚1枚撮影してくるところもあるようです。
結果「とっても満足でした」というケース。これはお二人がHAPPYだったら、誰がどうこういう問題ではありません。
しかしながら、これについて少し違った角度での捉え方をしてみると、デメリットにもなりえます。
「その日その時間、ふたりだから写し出される瞬間のカットは、少ないであろう」ということ。
またそれを全て引き受ける撮影者はそう言った目線で撮影をしていないということです。
リクエストシートの何十カットの撮影をするのに手いっぱいになるからです。
撮影会社もしくは式場を選ぶときに、はじめに自身のスタンスを前述のどちらなのか決めて「希望カットがたくさんあり、指示書というカタチでそれを依頼できるかどうか」と聞いてみることをお勧めします。
もし、撮影会社や式場から「何枚でもOK」とか「ありがたい」といった類いの言葉があったら、
今一度、その会社にある先輩カップルのサンプル画像などを見て、クオリティを確認してみてください。
また同様の質問をした際、「何枚でも!」の続きに
「事前に出してください。撮影可能かどうか確認します」と回答してくれるところは、とてもお客様思いのところではないでしょうか。
担当者が受け取り、カメラマンに渡し、カメラマンが確認して回答するという作業は、結構手間のかかるものです。
つまりその作業を無料で引き受けてくれるということ。
その場合は遠慮なく希望カットと、「なぜそのカットを気に入っているのか」言葉で分かりやすいポイントを書き添え(まさに指示書です)
早めに出してみてください。
そして「可能」とか「不可能」の回答をもらう、そしてお二人の好みを理解してくれているか回答であったか確認してください。
せっかく一生懸命出したのに、仕上がった画像をみて「がっかり」なんてことのないように。
逆に「こうなったらいやだなあ」というカットがあれば、それも理由を必ず書き添えて出すことはかなり有益です。
~「数カットだったらOK」と回答がきた場合~
リクエストカットが何十枚もある場合、その撮影を叶えるために時間を要し「プラン内の撮影数」が確約できなくなるということが
理由です。
この場合、式場や撮影会社によっても受けてくれるカット数は異なりますが10カット内から3~4、5枚程度というところが多いようです。
10カットくらい絞り込んだら、優先順位を出しておくと撮影側として有難いと思います。
全く同じように撮影できる場合もあると思いますが、モノによっては全く同じようには撮影できない場合もありますので
具体的にそのカットのどこが気に入っているのか、分かりやすい言葉で書き添えておくことも大切です。
それをもとに希望に近づけたカットを撮影してくれるはずです。
~「指示書は受け付けない」~
こういう回答だった場合、考えられる理由は「低価格の撮影を申し込んでいるのでそこまでは引き受けられませんよ」というスタンスか、
「そんなことしなくても絶対に満足いく撮影をしますよ」というスタンスのどちらかと考えられます。
(安いには安い理由があるという事です。そういったことを希望するならそれなりのものを頼んでくださいってことだと思います)
■プランによっては指名や事前打ち合わせが可能な場合も!
撮影プランによってはカメラマン指名ができたり、事前にカメラマンと打ち合わせができるところもあります。
事前にカメラマンを打ち合わせできると二人の好みやキャラクターを知ってもらえるので、当日緊張もほぐれて安心です。
もし万が一その事前打ち合わせでしっくりこなかったり、不安になったら担当者に遠慮せず伝え、カメラマンを変えるなど
何かしら手立てを考えてもらいましょう。
昔は、決まったポーズをとってもらい撮影するのが婚礼写真でしたが、今のウェディングの撮影は違います。
良いカメラマンはコミュニケーション力もあり、二人がどんなキャラクターなのかを知り、リラックスさせたり、楽しませたりしながら、
ふたりらしい表情やしぐさを引き出していきます。
それを“ふたりのウェディングストーリー”として、撮影を通して語ります。
プレ花嫁たちの憧れ「キラーショット」とか「奇跡の1枚」が生まれていくのです。「奇跡の1枚」は連続した撮影のなかから生まれてくるものです。
あってはならないフォトウェディング「髪型・メイク」の失敗談。後悔しないための注意点
“なりたい花嫁”なるために、しっかり準備を整えること。それが一番大切です。
まず手配会社を決める前にヘアメイクスタイルにすでにイメージがあるなら、その画像を用意しましょう。
確認ポイントや注意点は
■ヘアメイクのクオリティチェック
こちらもカメラマンと同様、実際にそこで撮影を行ったカップルの画像を見せてもらうこと。
自身でこんなのいいなあと思っているスタイングに近いものがあるかどうか、それ以外にも気に入ったスタイリングがあるかどうか
見ておきましょう。
■指名ができるかどうか
気に入ったヘアメイクの雰囲気があったらアーティスト名を聞いておきインスタチェックをする、念のため指名ができるかどうかも
聞いておきましょう。
クオリティ重視の場合は「指名ができるかどうか」確認しておくと
“失敗、後悔”をしない最高のスタイリングが叶える選択肢があるという安心につながります。
因みに撮影クオリティが高い会社は、ビューティに関してもクオリティが高いです。
もし指名ができず、持ち込みができるようだったら、インスタなどでお気に入りのうまいメイクさんを見つけ、別オーダーで持ち込みする
という手段もあります。(ヘアメイクは多くの場合パッケージプランに入っているのでその分の値引きはしてくれません。権利放棄となると
思います。念のため持ち込み料がかかるかも確認を。)
■メイクリハーサルができるかどうか
手配会社を決めるときに、あらかじめメイクリハーサルがあるかどうか確認をしておきましょう。
基本プランにオプションで付けられる場合もあれば、そういった商品そのものが無い会社もあります。
そして当日と同じアーティストが行うものかどうか、確認をすること。
もし当日と違う場合、当日の担当者に誰がどう伝えるようになっているのかも確認してください。
多くの場合は、顔のイラストに使用したメイクカラーの番号やメーカーと、ポイントを記入してくれます(メイクカルテ)。
それを渡しておいてくれるか、自身で持ち帰って、当日持参するかどちらかです。
また気に入ったメイクカラーがあった場合、当日購入して持参したほうが良いのかなど、メイクリハの担当者に参考に聞いておくことも
忘れずに。
アーティストによって揃えてあるメーカーやカラーは異なります。
アーティストたちは、全く同じものでなくても、だいたいブライダルで使用するようなカラーは持ち合わせていますが念のため。
メイクリハのアーティストから、当日の担当アーティストへ伝えてられることになっていても、
自身でメイクリハでの仕上がりを撮影し、当日「気に入ってる点、気になっている点」などを伝えられるようにしておきましょう。
メイクリハと当日のメイクさんが違う場合は、あくまで自身がしてみたいメイクが、似合うかどうか、どんな風になるのか
試してみる機会と理解したほうが良いでしょう。(たとえ、当日のメイクさんへメイクリハの内容が伝えられていたとしても全く同じようには
なりません。)
参考までに、メイクリハで用意するものについてもお就いた絵しておきますね。
・イメージビジュアル3カット程。
・衣装試着時の画像。
・ヘアアクセサリー。(着けてみたいものなど)
・耳周りのアクセサリー(個性的なデザインのものだったらそのヘアに合うか確認したほうが良い)
・試してみたいメイクカラーがあったら持参。
もしメイクリハーサルという商品がなかった場合、心配だったら、自身がいつも通っているヘアサロンなどでやってもらうということも一案。
ただこの場合、ブライダルのヘアメイクと通常のヘアメイクは違うので、あくまで気になるヘアメイクのイメージが自分に合うかどう
試してみるというだけのこと。上手に利用してください。
■リクエストシートの用意について
細かいリクエストを書かないまでも、「こんなのがいいなあ」という画像は用意したほうが良いですね。
これは自身の“なりたい花嫁像”をしっかりつくり、ヘアメイクアーティストへそれを伝えるための需要なツールになります。
言葉の伝達は人によって受け取り方が異なりますが、ビジュアルはイメージを視覚で共有できます。
選ぶ時の注意点は、インスタなどのSNSでたくさん「いいね」を付けまくり、「保存」をしまくると、ブレブレになって、収集つかなくなること。
最終的に絞り込んでいくときは、衣装にあうどうか、屋外の場合はそのロケーションに合うかどうかなど、引いた目線で冷静に選びましょう。
似合うどうか客観的にセンスの良い女友達に相談するのも良いですよ。
そして3カット程度に絞り込むのが良いと思います。
「希望カット数が多い=何が好みなのか、何がしたいのかがわかりにくい⇒結果伝わらない」ということだからです。
■困ったら、心配になったら、気になったらちゃんと伝える
時々ある“花嫁からの申し出の実例”ですが、
「当日途中なんとなく“あれ”と思いながらそのままメアメイクが進み、納品された画像を見たらやはり、気に入らなかった・・・。」
「メイクの途中、メイクさんに伝え言いにくかった。」など。
当日、メイクの途中でも気になったり心配になったりしたらちゃんとその時に「伝える」ことがとっても大切です。
お気づきかと思いますが、メイクリハを行う意味、そしてリハメと当日が同じメイクさんであることが、ベストという点もここにあります。
事前に顔を合わせコミュニケーションをとっていることで、安心・信頼が生まれているので、当日も何かあったときでも伝えやすい、対応しやすいからです。
また指名についてですが、指名ヘアメイクアーティストは「指名料を別途とる=クオリティを約束する」ということになります。
花嫁の視点で言うなら、「指名をする=そのメイクさんの作風が気に入っている」ということ。
希望を伝えてコミュニケーションをとり、納得できたらあとはお任せすることが大事です。
本当にクオリティの高いメイクさんは、コミュニケーションをとるのがとてもうまく(カメラマンと一緒です。)
花嫁から希望を聞き出し、自身の作風をその花嫁に似合うようにマッチングさせ、美しく輝かせ、花嫁に満足させます。
またヘアメイク中も、撮影に向けてリラックスさせ楽しくさせることが上手です。
そして参考までに話しますと、ヘアメイクアーティストがプロから見て、
この花嫁様にはこうしたほうが絶対似合うと思っても、花嫁が気に入ってるほうを優先させる場合もあります。
自身が納得することが一番の満足と考えるからです。こういった花嫁は自身のこだわりが強いので、
プロ意見を押しすぎると後でクレームのもとになりますから。ひとつの事例として参考にお伝えしておきますね。
あと、中にはヘアだけやってもらって、メイクは自身でするという花嫁もいますが、プロでない限りはやめたほうがいいでしょう。
ヘアとメイクは一体です。またスタジオや屋外、シーンによって光は異なります。
それを前提にナチュラルに見えてもベースのメイクはしっかりつくります。それがプロの仕事です。
撮影した画像をみると、上手なメイクさんは、肌の輝きが違います。
また年齢のよっては思った以上に横顔に年齢が出るという場合も。(肌の艶感じや口元あたり)
今はマットなヴィンテージ風のスタイリングも流行ですが、この場合は特にアーティストの腕が重要ですよ。
ヘアスタイルも同じ。ナチュラルに毛先をばらつかせたスタイルも流行ですが、本当に上手なヘアメイクさんでないと、
あとで画像をみたときに毛先のばらつきが雑で汚く見えたりします。
■新郎ヘアセットは?
新郎のヘアセットはフォトプランに入っていない場合が多いようです。
新郎もカジュアルダウンした装いがトレンドになっているので「自分でします」って新郎も多いようですが、新郎のヘアメイク、することを
お勧めします。
撮影カット数が多いと、いろいろな角度で撮影します。
横顔、後頭部から、斜め上から・・・。どこから見てキマっているためには、自分ではなかなかうまくできないもの。
メイクで顔色や眉を整えると、新婦とのバランスも整いますよ。新婦から新郎にススメてあげてください。
この情報が役に立って、思い出に残る素敵なフォトウエディングが叶いますように!
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